こんにちは、紫雀です。

近年、父方のいとこたちと食事会をする機会がありました。

最初、倉吉のいとこの家に集まってから宴会会場に移動。

東郷湖の湖畔の宿で食事会の予定になっていました。

 

いとこの家に行って軽く挨拶をすませ仏壇にまいり、いざ自家用車で

移動する段になって

 

「えっ、S子ちゃん。車で行くの?」

「うん、うちの母も一緒だし、帰りはそのまま家に帰りたいから」

 

「うーん。大丈夫かな?あのね。宴会場は○○荘だよ」

「ふーん〇〇荘かぁ。うん、わかった」

「ほんとにわかってる?燕趙園の近くだからね」

 

会ういとこ。会ういとこに同じことを言われ……。

なんでやねん。と思った。

 

倉吉からちょっと距離があるけど、だって、東郷湖だよ。東郷湖!

私の車にナビはないけど

付近を通るたびに温泉卵をつくっている私。

燕趙園は有名な中国庭園だし、

東郷湖なんて庭みたいなもんじゃない。と思っていた。

 

それなのに、どこがどうして、こうなった?

車が東郷に近づくにつれ、湖からどんどん遠ざかり気が付けば山際の道を突き進んでいた。

 

「S子ちゃん!湖はあっちよ。あっち」

隣で叫ぶ母。

「えっ、えっつ」

「だからアッチだって」

方向転換し、田んぼの中の狭い道をむりやりつききり

やっと湖の周りの見慣れた道へ舞い戻るも、

目当ての旅館は見つからず右往左往するはめになった。

 

精神的にへとへとになってやっと件の旅館を見つけた。

 

中に入ると旅館のバスで移動した親族はまだ来ておらず

ひとまず胸をなでおろした。

 

やってきたいとこたちは言った。

 

「S子ちゃん。場所すぐわかった?」

「……うん。迷ったわ」

「(*つ▽`)っ)))アハハハ☆やっぱりーっ」

さんさん、笑った後で生真面目な顔して言った。

「今度は迷わないようにして下さい」

「……はいっ」(//・_・//)

 

めったに会わないいとこ達なのに

彼らは私が希代の方向音痴であることを知っていた。

 

親族ってすごいって思った一幕。

以上、紫雀の体験談でした。