先週のジャーナルは犬皮膚肥満細胞腫(低グレード、初期のリンパ節転移)において術後化学療法は必要か否かというテーマでした。
肥満細胞腫は犬の腫瘍性疾患の中でもありふれた病気の1つで、他の腫瘍と比較しマージンや化学療法は検討がなされているものの、まだまだ再考の余地はありそうです。今回、術後化学療法を受けた群と受けていない群とで比較し生存期間、再発期間について検討しており、組織学的に「低グレード」かつリンパ節の評価で「初期のリンパ節転移」(リンパ節の評価も何段階か分類があるそうです)と診断された症例を対象に比較を行なっています。
本研究の結論は、低グレード・初期のリンパ節転移が認められる犬皮膚肥満細胞腫において術後化学療法は予後に影響しないという結論でした。
また両群において、再発期間についても大きく違いはないそうです。
グレードやリンパ節の詳細な評価などによって、術後の治療選択がしっかりと決まってくる時代がくるかもしれないですね。










