いままで4年生から5年生にかけて計10回の模試を受けてきました。以下はさんざん試行錯誤の末に学んだコンディション作りのコツです。
あくまでうちの子限定です。ここでいうコンディションとは体調という意味ではなく、もっと広く「本番で力を出すための条件整備」といったような意味です。
1:試験当日はほとんど勉強しない。
以前、午後から模試があったとき、午前中に本番形式の演習をしっかりこなして行ったら、ひどい目にあいました。ミスの量がいつもの2倍くらい。あやうくクラス落ちしかけました。おそらく頭が疲れて注意力が落ちたのでしょう。
試験当日は本人の真剣度もmaxですから、演習なんかしたら注意力を消耗してしまいます。子供の注意力は大人に比べてスタミナに欠けるようです。当日の朝は全くなにもしないか、暗記物を軽くおさらいする程度がいいようです。
2:試験当日はネガティブ・フィードバックしない。
試験当日は叱ったり注意したり間違いを論ったりしない。いい気分で試験に臨ませています。これについては反証実験をしていない、つまりネガティブ・フィードバックをかけた状態で試験に臨ませたことがないので確実に正しいとは言えませんが、たぶん正しいと思っています。
3:直前一週間までは「理解を深める学習」、直前一週間は「穴をふさぐ学習」をする。
これは5年生になってようやく気づいた方法です。普段から穴をふさぐ学習(忘却箇所を思い出させる学習)ばかりやっていると深いレベルでの理解が得られない。逆に理解を深める学習を直前までやっていると、基礎が穴だらけで大量失点してしまう。
あくまで相対的な、バランスの問題ですが、直前一週間までは「理解を深める学習」のウェートを大きくし、直前一週間は「穴をふさぐ学習」のウェートを大きくする、というのが良いようです。
4:試験前夜は寝すぎない。
普段どおりの睡眠にすべきだと思います。「今日は試験だから、たっぷり寝させよう」と思ってずっと起こさずにいたら、試験でミスのオンパレードになったことがあります。普段以上に眠ると、頭はかえって鈍くなるようです。
もちろん寝不足がいいわけはありません。あくまで普段どおり。うちの子の場合は9時間です。
5:試験の休憩時間はチョコレートを一かけら食べる。
これ、意外と効くんじゃないかと思っています。人間の脳はエネルギー源としてブドウ糖しか使えません。しかし小児の血糖値は大人に比べて低くなりがちです、これは肝臓が未熟なために糖新生がうまくできないからです。ですから、血糖値がピークになる食後2時間を過ぎたら、定期的にお菓子を食べるべきだと思います。低血糖による思考力低下はあなどれません。
たとえば7時に朝食を食べて9時から試験を受ける場合、一科目目終了時点でチョコレートのようなすぐに分解されて吸収される糖分を一かけら食べるとよいと思います。そして二科目目終了時点でもう一かけら。三科目目以降も同様です。
6:試験本番でテンパッて忘れてしまいそうな行動は、手の甲に思い出させるような印をしておく。
たとえば、質問文の大事な箇所に線をひくことを本番で忘れそうなとき、あらかじめ手の甲にボールペンで線を書いておきます。そうすると試験中も視界には常にその線が入っており、しかも普段目にしない印なわけですから自ずからそちらに意識が行き、「あ、線引かなきゃ」と思い出せます。
もちろん学習内容を手の甲に書いてはいけません。それはカンニングです。でも行動を思い出させる印であれば問題ありません。おかげで今回はすべての科目で線が引けました。
だいたい以上です。これからもまだまだ模試が続きますので、こういった小技を貯めていきたいと思います。