お久しぶりです。

 

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

 

最近Instagramでの更新がほとんどだったのですが、今回は文章が長くなってしまったため久しぶりにブログで書いてみました。

 

 

 

 

 

 

今日は、先日の年末年始の帰省で思ったことです。

 

年末年始の帰省といえば、Twitterとかで「年末年始 帰省」なんて検索すると

 

「居心地が悪い」というものから「やっぱり実家が一番」というものまで

 

実に様々な声が聞こえます。

 

 

僕はというと

 

今回の帰省は28年間生きてきて一番楽しかったかもしれません。

 

だからといって、特にいつもと変わったことはしておらず

 

みんなでテレビを見たり初売りに出かけたりしたぐらいです。

 

強いて言うなら

 

家族の繋がりが前より強く感じられるようになったことかもしれません。

 

 

 

僕がまだ実家に住んでいた頃

 

正直なところ家族仲は良いと言えるものではありませんでした。

 

父は毎日の様に母に怒鳴り散らし

 

母は傷つきつつも必死に抵抗するような日々が続いていました。

 

僕は4人兄弟の一番上だったので、まだ幼い妹弟達は状況が分かるわけもなく

 

必然的に僕が母の聞き役になっていました。

 

家の中で母の味方ができるのももちろん僕一人。

 

母の味方でいたい自分と、疲れ切った自分との間で苦しみ

 

当時は家族は毎日一緒にいるけれど、孤独感でいっぱいでした。

 

 

 

それが今や

 

父は以前より穏やかになり、自分を省みることができるように

 

母も父との上手な接し方が分かるようになってきたことで、お互い歩み寄れるようになりました。

 

幼かった妹弟達も高校生や社会人になり

 

母の味方や、時には父との仲裁をしてくれるまでに成長しました。

 

 

こうしてそれぞれが成長したことで

 

やっと家族の穏やかな繋がりができたことを感じられるようになりました。

 

 

 

そんな中で、僕自身のある思い込みに気づきました。

 

今まで無意識に

 

「家族とは生まれた時から完成されているもの」

 

と考えていましたが、実はそれは僕の先入観だったようで

 

家族は歳月が経つことで徐々に完成されていくものだったようです。

 

 

もちろん親も同じで

 

心のどこかで「親は完璧なもの」と思っていましたが

 

親だって1人の人間なので、不完全な部分は必ずある。

 

ただ、たくさん衝突して歳月を重ねることで

 

成長していく部分もある。

 

今回の家族の繋がりは、まさに両親が成長したことが大きかったと思います。

 

 

 

初めから完璧な親・家族なんてあるはずもなく

 

歳月や衝突し合うことで形作られていく。

 

 

 

きっと今が僕たちにとって一番良い形なのかもしれません。

 

時はどんどん流れていくものですが

 

家族の形はこのままであって欲しいと心から思った数日間でした。

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

なかなかスローペースな更新ではありますが、今年も地道に更新していきたいと思います。

 

 

今年も宜しくお願い致します。