久しぶり小学校小学校で入っていた合唱部の事を思い出した。私は小さい頃から音楽が好きで、小学校に合唱部があると聞き、合唱部に入ると決めていた。うちの小学校の合唱部は成績がとても良かった。毎年地域の本選には必ず出場していた。私が小3の頃は全国大会にまで行った。私が入った小4から3年間、予選敗退。本選にも行けなかった。小4までは私が大好きだった顧問の先生だった。でも小4が終わり、今まで合唱部の顧問は3人いたが、3人とも、違う学校へ転勤になった。小5から新しい顧問が来た。でも熱量が全然ない人で小4から比べると部活をする時間が凄く減った。それから2年半が過ぎて、小6になった。変わらず予選敗退。最後のコンクールまでの日にちが半年になった。そして私達6年は12月に引退と決まった。最後のコンクールは2月だった。6年は最後のコンクールには出させてくれなかった。私はどうしても最後のコンクールに出たくて、部活の友達と職員室まで顧問に説得しに行った。「6年全員も出させてください。」と。顧問は「他の6年生もやる気があるんだったら、もう1回職員室に来なさい」と言われた。他の6年生全員に聞きにいった。でも全員同じ意見じゃなかった。出たくない子もいた。だからもう一度職員室に行けなかった。引退して何年か後に気づいたけど、結局部活の事を本気で頑張っていたのは私だけだった。他の6年は部活への思いが本気じゃなかった。