それはそれは、
とてもしあわせな日でした。
家族も子熊もはるか遠い太平洋の反対側だけど、
太平洋のこっち側、シアトルにもちゃんと友達がいたから。
Andrea, Andrew, Ayako, Bryan, David, Eli, Hiroka, Josh, Kelcey,
Lewis, Mari, Pat, Rebecca, Ryan, Sayuri, Shaye, Stephen and Yuri
みんな、ほんとにどうもありがとう!!!!
もしかしたらこれが、いままでの29年間で
一番たくさん"Happy Birthday"を言ってもらった誕生日かも。
実際のとこ、アメリカ人の友達にホンモノの日本料理を振る舞おう!と
彼らへの感謝の意を込めて私が開いたパーティだったんだけど、
(作ったのは鶏の照り焼き、すき焼き、豚汁、肉じゃが、おにぎり数種類)
友達がいっぱい来てくれて、カードやプレゼントをたくさんもらって、
ほんとにしあわせな29歳の門出となりました。
約束通りKelceyが焼いてくれた特大のバースディケーキも、
ほんっと美味しかったし、すっごくうれしかった!!
29本(もしくはそれ以上?)のキャンドルは過剰サービスだったけど(笑)。
この日、帰国前に会うのはこれが最後のひとが数人いたけど、
きっとまた会えると信じてるから、笑顔で「またね!」と別れを告げた。
だって、死ぬワケじゃあるまいし。
私にとって、世界はもうそんなに広い場所じゃない。
日本とアメリカ以外にも、友達はいるし、
いままでもこれからもインターネットで繋がってるし、
太平洋と時差を超える遠恋も気付けば半年以上続いているし、
シアトルでいろいろと経験して学んで考えて、たくましくなった。
思えば一年前の私は、
20代前半の学生たちの若さに面食らい、
どういうふうに接していいか分からなくて、
「社会人」武装でもって防御しつつ敵対してた。
記憶にある方も多いかと思いますが。
ほんっと、可愛くなかったよな、あのころの私。
まー、どんなにがんばって若作りしても羽目を外しても、
やっぱりホンモノの若さには敵わなかった一年間だけど、
最終的には、学生たちとちゃんと友達になれてよかった。
そして"don't act my age"の大切さと意義もしっかり学んだ。
年を忘れるってことは、簡単なことようでほんと難しかったなー。
でも、そこんとこの殻を破れたことは、私にとってとても大きな変化だった。
私よりもあとからやってきた子たちには
お節介な世話焼きばーさんみたいなこといっぱいしたけど、
私がここで得た友達を引き継げたのならよかったかなって思う。
昨日も明後日もその前も、そしてきっと明日以降も、
シアトルにいても、日本にいても、また違う場所でも、
I'll never ever forget you guys and the times I shared with you guys.
そして私は、
今年から永遠の29歳になります(笑)。