mixiで日記を始めました。


実はもう三日目だったりしますが。

お気付きの方も多いと思いますが。


諸般の事情により・・・というか、

ブログの内容も、コメントの内容も、

内輪ネタ&私的な情報が増えてきたし、

mixiで友達限定公開の方が無難かな、と。


今後のこのブログの方向性は、未定。

もしもシアトルもしくはアメリカのどこかに戻るとなったら、

また滞在記を綴っていくかもしれないけど、

それでもきっとmixi日記とは別個のものとして、かな。


と言いつつ、

意外とさらりと復活して書き始めるかもしんないけど。

はははは。


それでは、また会う日まで。

飛行機のなかで、映画を4本観た。


そして20日の午後9時前、ようやくセントレアに着いた。

福岡から飛行機に乗って来てくれた子熊に出迎えられて、

それから4日間、極秘の名古屋滞在。


名古屋名物をムリヤリ食べさせ、

私の友達3人にムリヤリ会わせ、

観光スポットをムリヤリ連れ回し、


・・・ま、でも、

天気がよくて楽しく過ごせて、ほんとによかった♪

ちょうどそのときに日本を旅行中で、

21日に名古屋で会う予定だったアメリカ人の友達ふたりが

トラブル発生で名古屋に来れなくて会えなかったのは

ほんっっとーに残念だったけど・・・・ま、いいや。

またシアトルかどっかで会うから。



1年と1ヶ月と3週間ぶりの名古屋は、

変わっていないようで、やっぱりあちこち変わってた。

でも、変わらないままのものも、いっぱいあった。


逆カルチャーショックを受けたり、

思ったよりも日本語に不自由したり、

精神的にちょっと疲れたけど、

ま、そのうち慣れてくるかな。でも、あまり慣れたくないな。



・・・英語が恋しい。

この日、Sandraの家に帰った。


結局、そこで過ごすのはたったひと晩だったけれど、

Sandra、Michael、Toshiと現在ステイ中のふたりの女の子たち、

みんながあたたかく迎えてくれて、最後のひとときを"家族"で過ごせて、


ほんと、よかった。

あの家に帰ってよかった。


最後のディナーはSandraの手料理。

いかにもアメリカンな大雑把さも懐かしくて嬉しかった。

そういうとこを不満に感じたりもしてたけど、

実際のとこ、あの家で私はいつもちゃんと満たされてた。


デザートはSandraの焼いた美味しいレモンケーキ。

キャンドルを立ててくれて、二日遅れのバースディパーティ。


ずっと電話ひとつしなかったかと思えば、

突然また連絡をしてあれこれ頼ったりして、

ほんっと、勝手気ままなことばっかりしてたのに、

何ごともなかったかのように受け容れてくれて、

いつも助けてくれて、気にかけてくれて、

Sandraにはほんとうに感謝してる。

てか、どれだけ感謝しても感謝しきれない、かも。


お別れのハグのときは、

さすがに泣きそうになったけど、

「これを最後にはしない!」って思って、

意地を張って涙を堪えた。


感動的な別れを思い出のなかに閉じこめるより、

それじゃまたね!と、さらりと次に繋げていきたい。

だって死んだワケじゃないし。

シアトルは時差にして17時間分離れているだけ。

飛行時間にして約9時間分遠くに位置してるだけ。


19日の朝は、

現在ステイ中の日本人の女の子に見送ってもらった。

その日はいつものようにシアトルらしい雨が降っていて、

それはそれで上出来だなって、私は思った。


空港には、へんなおうちメンバーの

日本人の男の子が見送りに来てくれた。

スタバでシアトル生活最後のダブルトールラテ。


幕切れはささやかに。


だって帰ってくるんだから私は。

どれぐらい先になるか、どんなカタチになるか、

それはまだ分からないけど、

もう二度とシアトルに来ないなんてことは、ない。


むしろ日本で過ごす日々が、

短期滞在中のような感覚になってしまいそうで、


なんだかヘンな感じ。

でも、私の血の最後の一滴からも、

シアトルの匂いが抜けることはないなって確信してる。

そしてたぶん、それはエスプレッソの香りに似ている。

シアトル生活最後のパーティも、

もちろん、いつものへんなおうちでへんな仲間たちと。


いつものように、飲んで踊って騒いで。

だらだらしたり、ふざけあったり、写真を撮ったり。

あっという間に夜が更けて、

でも、これが最後という実感もなくて。

さよならは言ったけれど、日常の輪はひとつ閉じたけれど、

なにかを失ったという感覚はまったくなかった。


真夜中のDick'sで、

長い列に並んでようやく次がうちらの順番!てとこで

閉店時間だと追い払われてしまったのも、


いつもはAndrewと一対一のボトルキャップバトル、

というか、ビール瓶のフタを投げつけあうだけなんだけど、

この日はBryan、Kelcey、PatにLewisまで参加して、

姉弟ケンカみたいな集団抗争に発展したのも、


Lewisにアパートまで送ってもらう帰り道、

車のなかで流れてたBow Wowの曲が好きだと言ったら、

LewisがそのCDをプレゼントしてくれたのも、


大切な思い出のひとつになった。


ま、ボトルキャップバトルの参加者全員が

20代半ばもしくはそれ以上ってのはあれだけど・・・(苦笑)。


そうそう。

この日はパーティ以外にもいろいろとあったんだった。


Cafe On The Aveのオーナーに19日に日本に帰国すると話したら、

餞別にとSt. Patrick's dayバージョンのカップケーキをくれた。
チョコケーキの上にたっぷりクリーム&緑のクローバーの形のトッピング。


来たばかりのころはありえない!と思ってた、

アメリカのカップケーキもいまでは好きな食べ物のひとつ。

いや、それでもあまりにカラフル&甘すぎるのはムリだけど、

日本に帰れば、きっと私は懐かしむ。


夜はAndreaと最後のディナー。

美味しいメキシコ料理が食べたいと言ったら

Fremontの素敵なレストランに連れてってくれた。


Andreaとはほんと短いつきあいだったけど、

時間の長さ以上に濃くて深いつながりができた。

もっと早く出会えていれば、と思うこともあるけれど、

帰国したからって終わってしまうわけじゃない。

むしろ、これから先もずっと大切にしたいと思える友達。

そんなひとがアメリカにいる私はしあわせだと、思う。


そうして私は眠れないままに18日の朝を迎えた。

シアトルを飛び立つまで、あと24時間に迫っていた。

それはそれは、

とてもしあわせな日でした。

家族も子熊もはるか遠い太平洋の反対側だけど、

太平洋のこっち側、シアトルにもちゃんと友達がいたから。

Andrea, Andrew, Ayako, Bryan, David, Eli, Hiroka, Josh, Kelcey,

Lewis, Mari, Pat, Rebecca, Ryan, Sayuri, Shaye, Stephen and Yuri

みんな、ほんとにどうもありがとう!!!!

もしかしたらこれが、いままでの29年間で
一番たくさん"Happy Birthday"を言ってもらった誕生日かも。

実際のとこ、アメリカ人の友達にホンモノの日本料理を振る舞おう!と

彼らへの感謝の意を込めて私が開いたパーティだったんだけど、

(作ったのは鶏の照り焼き、すき焼き、豚汁、肉じゃが、おにぎり数種類)

友達がいっぱい来てくれて、カードやプレゼントをたくさんもらって、

ほんとにしあわせな29歳の門出となりました。


約束通りKelceyが焼いてくれた特大のバースディケーキも、
ほんっと美味しかったし、すっごくうれしかった!!

29本(もしくはそれ以上?)のキャンドルは過剰サービスだったけど(笑)。

この日、帰国前に会うのはこれが最後のひとが数人いたけど、
きっとまた会えると信じてるから、笑顔で「またね!」と別れを告げた。


だって、死ぬワケじゃあるまいし。
私にとって、世界はもうそんなに広い場所じゃない。

日本とアメリカ以外にも、友達はいるし、
いままでもこれからもインターネットで繋がってるし、
太平洋と時差を超える遠恋も気付けば半年以上続いているし、
シアトルでいろいろと経験して学んで考えて、たくましくなった。

思えば一年前の私は、
20代前半の学生たちの若さに面食らい、
どういうふうに接していいか分からなくて、
「社会人」武装でもって防御しつつ敵対してた。


記憶にある方も多いかと思いますが。
ほんっと、可愛くなかったよな、あのころの私。

まー、どんなにがんばって若作りしても羽目を外しても、
やっぱりホンモノの若さには敵わなかった一年間だけど、
最終的には、学生たちとちゃんと友達になれてよかった。

そして"don't act my age"の大切さと意義もしっかり学んだ。

年を忘れるってことは、簡単なことようでほんと難しかったなー。

でも、そこんとこの殻を破れたことは、私にとってとても大きな変化だった。

私よりもあとからやってきた子たちには
お節介な世話焼きばーさんみたいなこといっぱいしたけど、
私がここで得た友達を引き継げたのならよかったかなって思う。


昨日も明後日もその前も、そしてきっと明日以降も、
シアトルにいても、日本にいても、また違う場所でも、

I'll never ever forget you guys and the times I shared with you guys.

そして私は、

今年から永遠の29歳になります(笑)。