夏旅行3日目。
宿泊した奈川の大石屋さんを出発して、木曽路へ。
木曽路は中山道の贄川宿から馬籠までの11宿。
南北に全長85kmもあります。
初めに奈良井宿を訪れました。
奈良井宿は中山道の中間地点。
木曽路の最大の宿場でもあります。
木曽の大橋
古い街道の街並み
道は綺麗に掃き清められており、
建物の木の扉や窓枠などを濡れ雑巾で拭いているところを何軒も見かけて、景観を保存するのに努力されているのだと感じました。
ちょうど七夕飾りがあり涼やか。
水場
水場の後ろの松が立派でした。
『たなかや』さんで休憩
夫は栗ぜんざい、私はクリームぜんざい
奈良井宿は全長1km位あり、無料の観光バスが走っています。
(観光客の車両は入れません)
私たちは半分くらい歩いて、木曽の大橋に折り返しました。
次に訪れたのは福島関所。
東海道の箱根、新居
中山道の碓氷と並ぶ四大関所のひとつだそうです。
関所は明治以降に取り壊され、一時は民間の工場や家が建っていたそうなので復元です。
中山道は現在は木曽川沿いに広い道路が走っていますが、関所のある旧道は南側に山が迫り、北側は木曽川の断崖が木曽川に向かって落ち込んでいる狭小な道で、昔を偲ぶ姿が感じられました。
関所を後にして訪れたのは『寝覚めの床』
道路沿いにある『寝覚山 臨川寺』そばの駐車場から、かなり急な階段を下って行きます。
巨岩の上に御堂が建ち、岩の上を歩く人もいましたが、足に自信がないので見るだけ。
でも見る価値がありました。
江戸時代にも大名が立ち寄るほどの名所だったそうです。
ここにはなぜか浦島太郎伝説が。
なぜ山の中に?
浦島太郎は竜宮城から帰った後、放浪の末にこの地に辿り着き、玉手箱をここで開けたという伝説があるそうですよ。
その由来で『寝覚めの床』なんですって。。
木曽川はここ以外にも花崗岩の岩がゴロゴロしていました。
阿寺渓谷も行ってみたかったけど、今回はパス。
それでも夫は痛む足を休めながら、この日は結構歩けました。
お昼はお腹が空かなかったので、道の駅 木曽福島でおやきと肉まん(おやきみたいな肉まんだった)て済ませて、早めにこの日の宿、『TAOYA 木曽路』に向かいました。
妻籠宿の近くです。
オールインクルーシブの宿で、快適に過ごせました。
温泉は解放的で、私の好きなトロッとしたお湯。
夕食も朝食もバイキングで食べすぎました。
ここの五平餅は甘くて山椒が効いてました。
道の駅ならかわは『木曽くらしの工芸館』があり、木曽の木工品や漆器などたくさん展示されており見応えがありました。
木曽ってやたら道の駅があります。
そして最後は毎度立ち寄る道の駅、ヘルシーテラス佐久南でナガノパープルやワッサーほか野菜を色々と買い物をして、シャインマスカットソフトクリームを食べて帰りました。
これ、美味しかった〜。
これで夏旅行記はおしまいです。
夫は足が痛みながらも、なんとか色々回れました。
天気は朝晩は雨が降ることが多く、雲が多かったので、割と涼しく過ごせました。