日本100名城巡りガイドブックを購入して、近場からぼちぼち回ろうかなぁと思っていたのですが、なんと最初に訪れたのは、新潟県新発田市にある新発田城。




旅行記にも書きましたが、後で訪れた順番がわかるように、別に記録したいと思います。



平成16年に再建された三階櫓


ガイドブックには『全国唯一3匹の鯱を戴く三階櫓を持つ城』と紹介されています。


写真に写ってますが、わかりますか?


三階櫓は実質上の天守とされたそうです。

内部は自衛隊地にあるため、入城はできません。


櫓の横も後ろもほぼ自衛隊地💦




現存の旧二の丸隅櫓



現存の本丸表門(重要文化財)

新潟県内の城郭建物で唯一現存するものです。


本丸表門の内側に鯱が置かれています。


左が雄     右が雌

雄は牙が片側に4本で反りが深い

雌は牙が片側に2本で反りが少ない


三階櫓の上には雄が2匹、雌が1匹乗っています。




表門の石垣

石垣の角は長方形の石を交互に組んで、堅牢にしています。



表門右側は再建の辰巳櫓

辰巳櫓は中に入れます。


当時の様子の模型



新発田城は戦国時代に新発田重家が本拠地とした旧新発田館跡に、1598年に加賀から入封した溝口秀勝が築城。

以降明治まで溝口氏が城主として治めました。


外様大名で明治まで移封がなかったのは珍しい事だそうです。



100名城スタンプ


城の周りの堀はほとんどが埋められて、自衛隊になっていましたが、残された堀と石垣、門と櫓は見ごたえがありました。