今の会社の勤続年数は2年程度で、会社の規定によると許される休職期間は3ヶ月らしい。

この3ヶ月は6月-8月の期間で終了の予定だが、会社の温情?でそれよりも長期の

休職が認められ、現在は11月末までの休職期間を申請し、計6ヶ月の期間になる。

 

「規定を超えての休職を認めます」と言われたので安心したし、

不安障害への理解をしてくれたのかな?ありがたいなと思っていたら、この間会社から

「12月〜復職できないようなら自然退職させます」

という文書が届いた。

 

会社もボランティアじゃないし、既に本来の2倍の期間を休んでいるから

仕方ないのかもしれないけど、自分の症状としてはたかが6ヶ月で復職できるまで

回復するなんて奇跡としか思えないし、結局1回の期間延長しかしてもらえないんだったら

期待し損だなと正直思ってしまった。

 

やっと普段の生活や軽い外出での変化を感じてきたくらいで、

それでもまだ1人で外出も出来なければ10分以上の電車に乗ると息切れしてしまうし、

人ごみや人の足音は依然として苦手で今まで通りの生活はできていない状況で、

ましてやまだPCを開くこともメールフォルダを確認することも怖くてできいのに、

とてもじゃないけど1日8時間拘束の仕事なんて復帰できない。

 

 

休職直前の上司の対応や、休職中の総務の対応にも不信感が増していて、

あの場所でまた働きたいという思いも4ヶ月休んでもちっとも湧いてこないし、

私はこのまま11月末をもって自然退職になると思う。

 

お金のこととか将来のこととか色々と不安だけど、心身の健康の方が大事だし、

きっとそれが1番いいんだろう。そう思うようにする。

 

 

残りの有給の扱いとか、9月-11月の傷病手当申請はできるのかとか、

毎月給料明細に記載のあるマイナス分は今どういう対処がとられていて

私は何をすればいいのか(これについては軽くネットで調べてはいるけど)とか、

説明してくれていないことばかりだから、しっかり説明してほしい。

 

そして本当に退職するときには、どうして不安障害になってしまったのかとか、

どうして欲しかったとか、言葉を濁していた部分を伝えてスッキリして終わりたい。

 

 

それにしても、会社にメンタル壊されたのに捨てられちゃうんだから世の中理不尽だよね。

人の気持ちを汲もうとすると、最後に自分がバカをみる。人は意外と優しくない。

人に優しくしようと思うと、自分に優しくなくなってしまう。

我慢ってチリツモだから、取り返しのつかない事態にならないと気付けないんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの投稿になってしまった。

 

初め2ヶ月の休職期間は現在更に1ヶ月延長し、恐らく暫くはこのままの生活が続くと思う。

会社とも相談のうえ、本来認められた休職期間を超えても良いと言って頂いたけど、

今のところ同じところで復職したいとは思えないし、最終的に戻るかどうかはわからない。

性格的に好意や善意には応えないといけないと思ってしまうけど、

その考えを少し捨てられるようにするのが回復のためにもきっと必要だと思う。

 

 

3ヶ月経って良くなっているのか悪くなっているのか、変わらないのかわからないけど、

少しずつ家事ができるようになったり、外食もできるようになったり、

1度だけ電車往復3時間くらいの遠出ができたり(もちろん途中下車はした)したので、

時々はできなくなったことを数えて落ち込んだり泣いたりしてしまうこともあるけど、

こうやってできるようになったことにもちゃんと目を向けていきたいと思う。

 

 

発作時に飲む薬はロラゼパム(ワイパックス)の効きが悪い時が増えてきたので、

今月半ばの受診時にエチゾラム(デパス)に変更してもらった。

ロラゼパムよりも頭がぼーっとしたり眠くなる力が強い気がする。

調べてみると今までのものよりも副作用や依存性が強いようだから、

ロラゼパムと併用しながら発作と付き合っていきたい。

 

 

近頃は何かに取り組む意欲がなかなか湧かず、投稿にこんなに時間が空いてしまった。

相変わらず何かをやろうと思う気持ちがなかなか湧いて来ないので

次の投稿もまた先になると思うけど、書きたいと思ったときに続けていきたい。

 

 

 

5月26日に「パニック障害」として診断書をもらったけれど、

基本的に先生は私の話を聞いてくれるだけで、詳しい状況や今後の過ごし方については

特に教えてもらえなかったので、セカンドオピニオンとしてもう1件心療内科を予約した。

ただ紙に「パニック障害」と書かれていても、どう受け止めていいか分からなかったから。

 

最初の心療内科にいった時には考えを纏めらていない部分もあったので、

2件目の通院をするまでに原因や現状についてゆっくりゆっくり考えてみた。

★ちなみに、原因について考えるときは声に出しながら考える方がいいと気づいた。

頭の中で考えると苦しさで潰れちゃうから、声に出したり紙に書いたり外に吐き出した方が絶対いいと思う。

 

■5月12日〜6月1日時点の症状■

休職前:5月12日〜5月25日]

・PCの前に座ると呼吸が激しく乱れ、薬を飲んでも多少症状が緩和される程度。

 1日中苦しく、メール1本書き上げるのにも何時間もかかる。

・出社することを考えると激しい発作が出る。

 出社して発作が出てしまうことを考えると怖い。

・いつまでテレワークの状態で許されるのか、出社しなければという強い不安感。

・出社できない状態と言っても、少しだけでも出社できないかと求められるようになり、

 益々不安感や焦りを感じるようになる。 ※これについては詳しく書く。

・最終的に会社のことを考えるだけで動悸がするようになり、PC前に座ることもできない。

 

休職後:5月26日〜6月1日]

・パニック障害と診断されたが、自分の症状や対処法も分からず不安・辛い。

・何もしていないとひどく気分が落ち込み、涙が出てきてしまう。

 休職している自分と周囲を比べてしまう。今までできていたことができなくて苦しい。

 

 

こうしてみると、休職前には身体的な症状の方が強く

休職後では精神的な症状が強くなってきたように思えた。

 

※その他にも、以下のような症状もあるけれど、これは現在も共通していること。

・食事後や散歩後に発作が出やすい(軽め)

・散歩中も人混みや大きい音(特にバイクやトラックの音)、人の走る足音などに

 反応して激しい発作が出やすい。発作だけではなく不安感も増幅して涙が出る。

 

■考えられる原因について■

最初に上司と軽く話をした時には「特に原因もなく突然」だと伝えていたけれど、

時間を置いて考えてみたら、私の中でストレスは少しずつ確実に溜まっていたと気づいた。

 

①業務について。

私の部署は4人しかメンバーがおらず、私の業務は基本的に1人で回している感じだった。

そんなに仕事は難しくないと思っていたけれど、他部署の要望を聞いて回す仕事が多く、

その中で板挟みになることもしばしばで、これが結構私にとってはストレスだった。

 

各部署に対するクレームや要望で、私に対する文句じゃないことは分かっているけれど、

どうしても少し強い言い方をされてしまうとダメージを受けてしまって、

板挟みになるのが嫌で、業務進行を遅らせてしまうことも多々あった。

 

私が勤続年数も長くて年も重ねてて、強そうな見た目だったら違かったかもしれないけど、

生憎私は正反対だから、良くも悪くもなんでも言いやすい存在ではあったと思う。

 

この板挟みが嫌で、課長に打ち合わせの同席を頼んだこともあったけど、

忙しいとすっぽかされてしまって、結局頼んでから1度も同席してくれたことはなかった。

期待・信頼という言葉に甘えて、ほったらかしにされるのは私にはひどくストレスだった。

 

 

②職場の人間関係について。

入社したての頃は気軽に相談できる人が隣にいたけど、

その人が育休に入ってからは、私の業務は直で課長に聞くしかいけなくなってしまった。

最初はそれでも聞けていたけれど、半年前に部署全体が忙しくなってしまってからは、

今だったら聞いていいかな?迷惑じゃないかな?と周りの人の状況を気にしてしまって、

質問しづらくなってしまった。(直で課長に聞くって、結構エネルギーがいる)

 

それでもいつも通り対応してもらえたら質問できたかもしれないけど、

忙しいと人は雑な対応やめんどくさい雰囲気を出してしまうものだから、

それはしょうがないのだけれど、段々と質問をするのがストレスになっていった。

 

打ち合わせの予定もすっぽかされて、面談の時間もいつも守ってもらえなくて、

質問をしても早く終わらせたいからか欲しい答えはもらえずまた1から説明して…

そんな状況のまま四半期の評価面談をした際に言われた一言が衝撃的だったなあ。

「もう少し早くにエスカレーションしてもらえたらいいこともあったね」って言われたけど、

何度も私は聞いたけどはぐらかされてたんだけどなって思った。何言ってるんだろって感じだった。

 

あとは、これまでは別部署の人が定期的に愚痴や悩みを聞いてくれていたから

ガス抜きができていたけれど、半年前その人も退職してしまって、

仕事の愚痴を共有できる同僚がいなくなってしまったのも大きかったと思う。

 

 

こうやって色々と考えてみると、

原因は圧倒的に「職場」にあることがはっきりしてきた。

 

そうすると、今の自分は仕事をしてなくて無力に思えて辛いけど、

職場を離れたことは正しい判断だと少し自信を持てるようになった。

あのまま仕事を続けていたら今はもっと身体的にもキツかったと思うし、

もしかしたらもっとひどくなって、鬱みたいになっていたかもしれない。

怖かったけど、休職したいと口に出すことができてよかったと思う。

 

 

 

「会社はあなたを守ってくれない」とよく言うけれど、本当にそうだと思った。

自分の身を守れるのは自分だけで、直属の上司なんて守ってはくれない。

 

■「仕事が忙しいのは事実だから、出社できない?」■

はじめの発作からずっとテレワークをさせてもらっていて(この頃には出社率7割だった)、

1週間後に課長から現状どうですかというSMSが届いた。

 

なんでSMS?とも思ったけど、とても会社に行ける状態ではないことを伝えると、

1週間前には確かに「こういった場合は頑張ろうと思わずゆっくりね」

と言ってくれていたはずなのに、人が変わったの?という返信が届いた。

 

「状況は分かったけど仕事が忙しいのは事実だから、午前中だけでも出社できない?」

 

私の返信読んでないのかな?と一瞬目を疑う内容だった。出社は難しいって伝えたよな?

午前中だけ?また朝の人の多い電車に乗るの?朝の電車で発作が出てしまったのに?

この返信が来て、私はちょっと泣いた。

人当たりはいい人だったから、まさかそんなこと言われると思わなかったんだと思う。

 

改めて詳細に、出社すると思うとまた苦しくなったらと不安になってしまうこと、

皆に迷惑をかけていることはわかるけど、体も心もいうことを聞かないこと、

発作の頻度が日に日に増えてしまっていることを伝え、詳細がわかったと、

業務はフォローしてくれると返信があったけど、その後その実感は全く感じられなかった。

 

 

■無視されたSOS■

そのやりとりがあってから1週間ほどテレワークを続けたが、

「出社を望まれている」「迷惑をかけている」と言われた気持ちが拍車をかけ、

症状はどんどん悪化していった。前回記事の様に、仕事を考えると動悸がするようにまで。

 

私が休職を申し出たのは5月26日と何度か書いているけれど、その前にから

「迷惑をかけるならいっそ休養のために休みたい」「休職の仕方は?」ということは

5月24日から課長にメールしていたけれど、それはことごとく無視された。

 

もう無理だと、長期の休暇を取りたいと、治すことに専念したいと訴えても、

それに関する返信は一切なく、ただただ業務メールだけが飛び交っていた。

休職したいなんて内容、恐る恐る文面を書いてメールを出したのに、

そんな対応をされるとは思わなかった。部長と相談するね、くらいの返信は期待した。

待てど暮せど返信はなくて、次の日にも同じように訴えたけどやっぱり返信はなかった。

 

それ以外にも、フォローするねと言われたけど実際に何かを頼むと返信もなくて、

やってくれるのかもわからず不安とヤキモキする時間が続いて、それについても、

「昨日も書いたようにとても出社できる状態じゃないので、お願いできますか?

 メールを読んだら返信いただけるとありがたいです」とメールを出すと、

返ってきた内容は「了解です」のみ。

 

確かに迷惑はかけているけど返信くれなかったのはそっちだし、

昨日も今日も症状の共有や休職についての相談もしているんだから、

社交辞令でも「気にしないで」とか「休職のこと確認するね」とか

書いてくるかと思ったけど、まさかの「了解です」一言だけで、

 

私はこの人を信頼できない。一緒に働きたくないかもしれない。

と思った瞬間だった。会社は自分を守ってくれないし、他人は寄り添ってはくれない。

私はこのやりとりを一生忘れないし、もし復職することがあったとしても、

もうこの上司を信頼して慕うことはできないと思う。

 

会社は頼りにならない。人当たりがいいからっていい人ではない。

もし休職を悩むときには、自分と自分を本当に大事にしてくれる人しか信じてはダメ。

無理して体を壊したって会社は面倒見てくれないから、本当に潰れてしまうその前に、

自分がもう無理だと感じたなら、その時が休憩すべきときだと、私はそう思う。

 

 

 

 

■休職してみての辛さ■

休職すれば苦しい思いもすることがないと思っていたけれど実際はそうではなくて、

いざ「休職」してみると想像以上にその2文字は重く、無力感に苛まれて毎日泣いていた。

 

SNSを開けば皆普通に働いて、人の多さも街の喧騒も気にせずにどこでも出かけられて、

テレビに映っている人たちだって皆働いているし、そんな中私は普通に働くこともできず、

ただベッドの上でスマホを眺めて1日が終わっていく。何をしているんだろうと思った。

 

お医者さんも、家族も、同棲している彼も、何もせず休めばいいと言ってくれたけれど、

「会社に属していながら何もせず休む」方法が私には全くわからなくて、

時々急に自分が情けなくなって悲しくなって、毎日泣いていた。本当に毎日。

 

今の自分は人に気を使わせたり迷惑をかけたりすることしかできなくて、

自分は誰の役にも立たない役立たずだと、消えてしまいたいと思ったりもした。

(消えたいなんて口にしてしまってごめんねと、彼を泣かせてしまってからひどく後悔した)

 

 

■激しい自己嫌悪からの脱出■

不安な気持ちややるせなさ、思い通りに体が動かないもどかしさをたくさん彼にぶつけて、

会社や仕事、パニック障害のことを考えなくていい時間をつために提案してくれたのが、

アウトプット作業(頭ではなく手を動かすこと)だった。

 

これが私にはとても合っていて、その時間は会社のことも周りのことも忘れて夢中になり、

休職してから初めて達成感ある充実した1日を終えることができた。

 

この時間を持つようになってからわたしは、自分を執拗に卑下することも、

突然悲しくなって泣き出してしまうことも急激に減って、むしろ彼からは

仕事をしていた時よりもイキイキしていると言われることもあるくらい笑

 

なので、もし今休職したてで自分の存在意義とか現状を思って悲しくなってしまう人が

このブログを読んでくれているのだとしたら、なんでもいいから手を動かす時間を持って、

その中でも、時間を忘れるくらい夢中になれるものに一緒に取り組もうと伝えたいと思う。

 

ダラダラしてとか、休んでとか言われてもそんなこと簡単にはできないけれど、

手を動かせば頭は休まるから。そして自分を責めないで。わたしもあなたも何も悪くない。

ただ頑張りすぎてしまっただけ。疲れすぎてしまっただけ。私は今はそう受け止めている。

 

手を動かすと頭がスッキリして、夢中になると達成感が溢れて、少し未来に光が見える。

得意でなくても下手でもいいから、とにかく何か取り組んでみて、疲れたら休んで、

楽しいこと好きなことワクワクすることをたくさんしよう。今はそれがわたしの仕事。

 

 

■実際に取り組んでみたこと■

わたしが今のところ取り組んだことは、

塗り絵、絵を描くこと、ブログ、お菓子作りの4つ。

もし何から始めれば分からないときは、参考になるといいな。

 

私は絵も上手くないし特別文才もないし、お菓子作りだってほとんどしたことないから、

今まで「どうせ下手くそだし」「失敗したら怖いし」と思って手を出すのを避けてたけど、

こうなってしまってから「楽しければいいや!やってみたかったことをやろう!」

1歩踏み出すことができたから、今はとても辛いけど、それでもよかったと思っています。

このままやりたいことを我慢して尻込みし続ける私でなくてよかった。

 

 

「いざ休職しても辛かった」と書いたけれど、こうして興味のあることを始めて、

ブログを書いて誰かが読んでくれていて、まだ休職してたった2週間だけれど、

私は好きなことをして毎日「楽しい」と思える時間が増えているから、

もし休職をしようか悩んでいる人や、現在休職中で苦しい思いをしている人がいるなら、

 

もう2度とないと思っていた夏休みがもらえたみたい!

と思って、私と一緒に歩いてくれるととっても嬉しいです。

たくさん楽しいことしよう!

 

 

 

★下手くそだけど私の作品たち笑★

他にも、羊毛フェルトとか刺繍とかアクセサリー作りとかもしてみたいなと思っている。

 

・塗り絵

 これが1番ハードルが低いけど集中できるし、童心に戻れる!

 

 

 

・絵日記
 
 
・お菓子作り
 
 

 

 

 

心療内科に受診して、「ロラぜパム」というお薬を出してもらった。

これで発作が起きても安心という気持ちと同じくらい、

初めての向精神薬の処方は思っていたよりショックだった。

※その前に循環器科も受診したけど、肺も心臓も異常はなかった。

 

お薬の処方に加え、仕事もテレワークに切り替えてもらい、

このまま状況は改善していくかと思っていたけれど、その思いとは裏腹に、

症状は日に日に悪化していく一方だった。

 

PCの前に座るだけで過呼吸になり、お薬を飲んでも多少症状が軽くなる位で解消されない。

メール1本書き上げるのに数時間必要で、本来進めたい業務に手を回す余裕も体力もない。

※休日は発作時に薬を飲むとほぼ気にならなくなるまで効いていた。

 

出社しないとできない業務を他の人に頼むことが増え、罪悪感から自分責めた。

なんで私は他の人と同じように出社できないんだろう?今までみたいに働けないんだろう?

他人に迷惑かけながら仕事をするのが辛い。皆忙しいのにお願いするしかないなんて…

 

 

思うようにいかないジレンマから身体的にも精神的にも追い詰められ、

パニック発作が発症してから2週間後には、仕事を考えるだけで動悸がするようになり、

5月24日、ついに私は休職を申し出た。

 

その後診断書をもらいに心療内科に行き、ついた診断名は

「パニック障害」

 

診断名がついたことでやっと休めるという安心感もあったけれどそれ以上に、

この6文字のショックが大きくて、私は少し泣いてしまった。

まさか自分がと思っていたからだと思う。

 

 

医師からはひとまず2ヶ月の休養を言い渡され、私は現在休職中だ。

 

ここまでが私がパニック発作を引き起こしてから休職するまでの簡単な流れだけれど、

これからは、どんなことが原因だと考えられるか、発症から休職までの周囲の反応、

パニック発作が起こった時の対処法や、休職中の過ごしかたについても

いつか克服した時の記録として残して行きたいと思う。

 

また、始めたばかりのこんな拙いブログでも、もし今私と同じように苦しんでいる人が

辿り着いてくれたのだとしたら、1人じゃないんだと思ってくれたらとても嬉しいし、

誰かが読んでくれているから、私も1人じゃないんだと思えます。ありがとう。

 

 

 

パニック発作は突然というけれど、私の場合は2日位前から継続した息苦しさがあった。

 

 

 

■2022年5月10日

夜になるとこれまでも何度か感じていた肩甲骨あたりの違和感が訪れた。

空気の吸いやすい姿勢を取っても、背中を軽くマッサージしてもらっても解消しない。

それでもこの違和感を持ち越すことは今までなかったから、寝たら治ると思い就寝。

 

■2022年5月11日

寝起きはやはり息苦しさもなく、なんだ昨日疲れていただけかと安堵したのも束の間、

仕事を始めて1時間後位には今までとは違う、胸のつかえや息苦しさを感じていた。

それでもそこまで酷くなかったし、その日は在宅だったから休み休み仕事を続け、

きっと明日には治っているだろうと考えていた。

 

 

■2022年5月12日

この日、初めてのパニック発作が現れて、そこからは会社に行けていない。

 

当日は久しぶりの出社日で、8時半ごろの通勤電車に乗っていた。

私の通勤時間は15分程で長くはないけれど、半分ほど過ぎた頃にそれはやってきた。

 

「あれ?私の呼吸浅い?呼吸ってどうするんだっけ?」

 

さっきまで普通に呼吸できていたはずなのに、そう考え出してしまってからは

もう呼吸の仕方がわからなくて、なんとか会社についてからも呼吸は乱れる一方だった。

どんなに息を吸い込もうとしても、喉で詰まって肺まで降りていかない、

呼吸の整え方が分からない、苦しい、このまま死んでしまうのではないか?

 

私は以前にも突発的なパニック発作を2回起こしたことがあるけれど、

程度は違えどこの発作はその時の苦しさや不安感と同じだった。

これは無理だと思い早退させてもらおうと思うも、上司が席にいない。

 

帰れない。逃げれない。

 

その思いが拍車を欠けて全然発作は治ることはなく、手足の感覚もほぼなく、

私はずっと肩で息をしていて、側から見たらとても怖かったんじゃないかと思う。

※足に力も入らないので、まっすぐ歩くこともままならない状態だった。

 

 

今思えばメールでもなんでも出して帰ってしまえばよかったのだけれど、

パニック状態ではそこまで頭も回る訳もなく、結局発作を引き起こしてから

3時間以上経過してやっと早退することができた。

 

これが私のパニック発作・パニック障害の始まり。

だけどこの間私が申告するまで、誰も心配してくれる人はいなかったのは忘れられない。

(私だったら声掛けちゃうなあと思うけど、案外人からは気付かれないのかな)

 

 

 

 

一つ目の病院ではパニック障害と診断書を出され、
セカンドオピニオンでは適応障害からくるパニック発作と診断されたわたしが
この発作と向き合い折り合いをつけるための日記をつけていこうと思う。


パニック発作は突然起こるというけれど、思い返せば予兆はあって、
ひと月くらい前から肩甲骨の辺りに違和感を感じていた。
背中に空気が行き渡る感じがしない、空気が吸い込みきれない。

そんなふうには感じていたけれど、ただの疲れだと思っていたし、
一晩経てば何事もなくなっていたから、特に気にもとめていなかった。
今になって思えば、この時に何か病院を受診していたら、
パニック発作は起こらなかったのではないかと思う。
後悔しても遅いのだけれど、その時には気づかないんだよな