5月26日に「パニック障害」として診断書をもらったけれど、
基本的に先生は私の話を聞いてくれるだけで、詳しい状況や今後の過ごし方については
特に教えてもらえなかったので、セカンドオピニオンとしてもう1件心療内科を予約した。
ただ紙に「パニック障害」と書かれていても、どう受け止めていいか分からなかったから。
最初の心療内科にいった時には考えを纏めらていない部分もあったので、
2件目の通院をするまでに原因や現状についてゆっくりゆっくり考えてみた。
★ちなみに、原因について考えるときは声に出しながら考える方がいいと気づいた。
頭の中で考えると苦しさで潰れちゃうから、声に出したり紙に書いたり外に吐き出した方が絶対いいと思う。
■5月12日〜6月1日時点の症状■
[休職前:5月12日〜5月25日]
・PCの前に座ると呼吸が激しく乱れ、薬を飲んでも多少症状が緩和される程度。
1日中苦しく、メール1本書き上げるのにも何時間もかかる。
・出社することを考えると激しい発作が出る。
出社して発作が出てしまうことを考えると怖い。
・いつまでテレワークの状態で許されるのか、出社しなければという強い不安感。
・出社できない状態と言っても、少しだけでも出社できないかと求められるようになり、
益々不安感や焦りを感じるようになる。 ※これについては詳しく書く。
・最終的に会社のことを考えるだけで動悸がするようになり、PC前に座ることもできない。
[休職後:5月26日〜6月1日]
・パニック障害と診断されたが、自分の症状や対処法も分からず不安・辛い。
・何もしていないとひどく気分が落ち込み、涙が出てきてしまう。
休職している自分と周囲を比べてしまう。今までできていたことができなくて苦しい。
こうしてみると、休職前には身体的な症状の方が強く、
休職後では精神的な症状が強くなってきたように思えた。
※その他にも、以下のような症状もあるけれど、これは現在も共通していること。
・食事後や散歩後に発作が出やすい(軽め)
・散歩中も人混みや大きい音(特にバイクやトラックの音)、人の走る足音などに
反応して激しい発作が出やすい。発作だけではなく不安感も増幅して涙が出る。
■考えられる原因について■
最初に上司と軽く話をした時には「特に原因もなく突然」だと伝えていたけれど、
時間を置いて考えてみたら、私の中でストレスは少しずつ確実に溜まっていたと気づいた。
①業務について。
私の部署は4人しかメンバーがおらず、私の業務は基本的に1人で回している感じだった。
そんなに仕事は難しくないと思っていたけれど、他部署の要望を聞いて回す仕事が多く、
その中で板挟みになることもしばしばで、これが結構私にとってはストレスだった。
各部署に対するクレームや要望で、私に対する文句じゃないことは分かっているけれど、
どうしても少し強い言い方をされてしまうとダメージを受けてしまって、
板挟みになるのが嫌で、業務進行を遅らせてしまうことも多々あった。
私が勤続年数も長くて年も重ねてて、強そうな見た目だったら違かったかもしれないけど、
生憎私は正反対だから、良くも悪くもなんでも言いやすい存在ではあったと思う。
この板挟みが嫌で、課長に打ち合わせの同席を頼んだこともあったけど、
忙しいとすっぽかされてしまって、結局頼んでから1度も同席してくれたことはなかった。
期待・信頼という言葉に甘えて、ほったらかしにされるのは私にはひどくストレスだった。
②職場の人間関係について。
入社したての頃は気軽に相談できる人が隣にいたけど、
その人が育休に入ってからは、私の業務は直で課長に聞くしかいけなくなってしまった。
最初はそれでも聞けていたけれど、半年前に部署全体が忙しくなってしまってからは、
今だったら聞いていいかな?迷惑じゃないかな?と周りの人の状況を気にしてしまって、
質問しづらくなってしまった。(直で課長に聞くって、結構エネルギーがいる)
それでもいつも通り対応してもらえたら質問できたかもしれないけど、
忙しいと人は雑な対応やめんどくさい雰囲気を出してしまうものだから、
それはしょうがないのだけれど、段々と質問をするのがストレスになっていった。
打ち合わせの予定もすっぽかされて、面談の時間もいつも守ってもらえなくて、
質問をしても早く終わらせたいからか欲しい答えはもらえずまた1から説明して…
そんな状況のまま四半期の評価面談をした際に言われた一言が衝撃的だったなあ。
「もう少し早くにエスカレーションしてもらえたらいいこともあったね」って言われたけど、
何度も私は聞いたけどはぐらかされてたんだけどなって思った。何言ってるんだろって感じだった。
あとは、これまでは別部署の人が定期的に愚痴や悩みを聞いてくれていたから
ガス抜きができていたけれど、半年前その人も退職してしまって、
仕事の愚痴を共有できる同僚がいなくなってしまったのも大きかったと思う。
こうやって色々と考えてみると、
原因は圧倒的に「職場」にあることがはっきりしてきた。
そうすると、今の自分は仕事をしてなくて無力に思えて辛いけど、
職場を離れたことは正しい判断だと少し自信を持てるようになった。
あのまま仕事を続けていたら今はもっと身体的にもキツかったと思うし、
もしかしたらもっとひどくなって、鬱みたいになっていたかもしれない。
怖かったけど、休職したいと口に出すことができてよかったと思う。