夏のハイラインパーク

昨年６月にオープンしたハイラインパークは、マンハッタンのお気に入り公園のひとつ1980年に廃線となった鉄道高架跡地に作られた空中公園で、当初は取り壊される予定だったところを、マイケルブルームバーグ市長は、

『ニューヨークの歴史の一部であるこの価値ある建物を、壊すのではなく公園として再利用することで、市民に憩いの場を提供できるとともに、雇用も創出できる』

と述べ、立入禁止区域の鉄道高架跡地が、こんな立派なパブリックスペースに生まれかわったわけです


ミートパッキングディストリクト(MPD)から、チェルシー20丁目まで伸びるこの公園は、更に北へ拡張予定で、第二フェイズオープンに向けて工事中。これが完成すれば、2.4キロの遊歩道公園となります



チェルシーのトラフィックが眺められる展望スペース。



ハイラインパークから望む14丁目 MPDの街並み。手前左は人気セレクトショップのJeffery。


この公園ができてMPDのお散歩が、より楽しい買い物を楽しんだ後、ハドソンリバーに沈む夕陽を眺めたり、すぐ横のチェルシーマーケットで何か買って、この公園で食べたり、MPDからチェルシーに向かうときに、下の道ではなく、この公園を歩いて景色を楽しんだり、意味もなくボーっとしてみたり...他に、写真を撮ったり、絵を描いたり、日光浴する人などもいて、とても平和な雰囲気です



東には、ハドソンリバーと対岸のニュージャージーが見えます。



公園の雰囲気に合うワイルドフラワー。



これは冬に撮影したものですが、こんな風にところどころ、鉄道の面影が残っています。



この季節たくさんの人で賑わっています。



日光浴する人もいっぱい



ハイラインパークの上に建つ、人気のスタンダードホテル。



夏らしく、色味のあるお花も咲いていますよ



向日葵も太陽に向かって咲いています



アートの販売も。


マンハッタンには本当にいろんな公園がありますが、ここは他とはちょっと違う雰囲気。鉄道高架からできた公園ですから、この公園の下には前にご紹介した、高架下のビアガーデンがあったり、いろんな新スポットも登場。

このように公園ができることによって、更に新スポットもできて、街の治安も強化され、ニューヨークがどんどん元気になっていくのですね



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