何度も電話をしていたので、
既に時間は6時をまわっていたように記憶しています。。
私は急いで準備をし、メープルをカートに乗せて
救急病院のある三鷹へ行く電車へ乗るため
必死で駅に向かいました。
乗ろうと思っていた電車には乗ることが出来ず、
次の電車になってしまい、
私はまた病院へ電話をしなければなりませんでした。
時間通りに到着するように厳しく言われていたからでした。
私は急いでTELをいれ、15分位遅れるというと
「わかりました。先生に伝えておきます。」と
この時は責められることはなく、ほっと胸をなでおろしたのを覚えています・・。
実は、駅に着いた時に、
思いもよらないことに気付いたのでした・・!
私はカートの屋根になる部分を取り付けないまま出発していたのです・・。
電車に乗るのに屋根なしでは乗れません・・。
それでも、私は引き返そうとせずに、
メープルを乗せたカートに、手に持っていた布のカバーをふんわりとかけ、
どうにかメープルを隠し隠し、電車に乗り込んだのでした・・。
まだ早朝にも関わらず、既に電車には沢山の通勤の人たちが乗りました。
ああ・・!もっと空いていると思ったのに・・
まだ早朝なのに、こんなに、こんなに混んでいるのか・・
大変だな・・ 大丈夫かな・・ でも、でも、乗らなくちゃ・・!
私は意を決して、
メープルの乗せたカートと一緒に電車に乗り込みました。
メープルを救急病院に連れて行かなければ・・!!!と。
いま考えると 本当にほんとうに
なんて馬鹿なことをしてしまったのだろう・・!と、胸が苦しくなります・・。
そして、この時点で、その病院には行かず、
駅に向かうのをやめて、家に帰ってくればよかったのに・・!
電車に乗り遅れた時点で、
カートに屋根を付け忘れたことに気付いた時点で、
メープルを連れてそのまま引き返してくればよかったのに・・!
と・・。
きっと、電車に乗り遅れたのも、
カートの屋根を忘れて出発してしまったことも、
”行ってはダメ!”という天からのサインだったかもしれなかったのに・・!!!
でも、人とはこういう時・・
かえって どうにもこうにも、あきらめることが出来なくなり、
余計に我を失い、ただただ前に突き進むことしか出来なくなっててしまう・・
そういうものなのかもしれません・・。
こういうことも、この経験から教えられました・・。
でも・・ でも・・ でも・・ メープルはきっと、
こんなどうしようもない選択をして突き進んでいる私であっても、
”おねえちゃんが自分の為に一生懸命になってくれていて
一緒にいてくれる。” ・・きっとそのことを、
きっと、喜んでいてくれたのかなぁ~
と、いま、そんな風にも感じられたりもしているのです・・。

2015.3.16撮影**実家のリビングでおねえちゃんとティアラと一緒に**