本日5月1日から、第25回となります
開始しました。このフェスはいわゆる
観光や、商業目的のイベントではなく、
伊豆高原に移住してきた方の文化祭、
そして交流の場…が目指すところで、
よって純粋にアートを、暮らしの中の
一部として楽しむ方々が主体となる、
「日常の中の祭典」になった形です。
参加している個人の方、および店舗は
100軒近くにのぼるのですが、今回は
そんな祭典の中でもかなりとんがった、
「バウハウス」さんを訪問しました。
もともと企業の保養所だった建物を、
むき出しのコンクリート仕立てにし、
中に入るやいなや、パンクなアートの
オンパレード。写真を加工する方…
カラフルでエネルギッシュなヌード…
建物の隅々まで表現に利用しています。
オープニングパーティーに参加させて
いただきました。様々な年代や職業の
方々が集い、持ち寄り料理でわいわい!
熱海でも三島でも、南伊豆でもない、
伊東・伊豆高原という土地ならではの、
都会と地元の人々がクロスする雰囲気◎
漂着物を収集・展示する山田ミノル氏。
稲取にお住まいです。東海岸全域から
集められたプラスチックや金属は、
どこか哀愁があり、どこかユーモラス。
何やら可愛らしいオブジェが並ぶ…
と思いきや…
m.yam(エムヤム)というお名前で
作陶をされている、長田三賀子さんが
いらっしゃいました。『誰かの窓』と
いうシリーズで、生活に密着した物を
陶器で表現し、見つめなおしています。
思われる空間が、ギャラリーの一角に…
遠くに見える水平線も、観光地伊豆の
風物詩というより、詩的に感じられ…
不動産業の弊社として興味深いのは、
もとは浴室や洗面所であっただろう、
タイル張りのスペースまでも上手に
利用されていること。「壊す」そして
「むき出す」という概念が衝撃的!
どこもかしこもウィットに満ちている、
この空間を作り出し、人を寄せたのは、
舘野(たての)茂樹さん。ブックカフェ
「壺中天の本と珈琲」オーナーです。
これから始まりますねえ!と語らう、
活気に満ちた空気。壺中天の方でも、
フェスに参加しているそうですので、
こちらもぜひ行ってみたいところ^^
気概に触れることができた訪問でした。