今日はあちらこちらへとご年始のご挨拶に行ってきました。
昨日と今日の2日間のご挨拶の大トリは「重岡建治先生」です。
毎年ご挨拶に伺うと忙しいなか手を止めて、いろいろな話を聞かせていただくのが楽しみで、図々しくもたっぷり時間を取って最後に伺います。
この季節には先生は毎朝5時から自宅の隣に在る大きなアトリエに入り作業を開始するそうですが、アトリエ内の暖房設備は薪ストーブが1台ポツンと置いてあるだけ。
そしてアトリエの内外に沢山つまれた薪!
先生に寒くないですかと伺うと「これが一番いいんだよ、木彫の作品も沢山あるし乾燥は大敵なんだ、それより薪を焚く音がいいんだよ!」っと先生。
「最近は嫌な音ばかりしか聞こえないだろ、チェンソーで木を切る音・ドリルで穴を掘る音・マシンで釘を打つ音・機械で木を削る音・いい音がないよね~」
「薪が燃える時のパチッパチッとか勢い良く燃えている時のボッーという音とか、木の乾燥具合・燃える勢いとかの変化を音が知らせてくる」
「僕は大工さんのリズム良く金槌を打つ音とか、鉋で削る音とかで腕前も解るし、そういう音が好きなんだよね~」とお話してくれました。
さすがアーチストは言うことが違うな~と感心するばかり、そしてストーブの前でお話を聞き、ゆるりと暖をとり小窓から見える燃える火を眺め、今年も長居をしてしまいました。
なんと今年は先生の写真集に目の前で「絵」を描いてくださり、「僕からの年始のご挨拶」といただいちゃいました。大感激の私46才でした!!
by 山崎
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