弊社の社有物件でリフォームした物件を、ご案内していると「リフォームってどこまでやったの?」と聞かれることがあります。
確かにリフォームをしてしまうと、元々 どこに どのくらい 傷みや欠陥があって、どの程度直したのか分からなくなってしまいますよね。
そんなお客様に参考になるかと思い、現在リフォーム中の物件の写真を撮ってきました。
今回の物件は間取りの変更もするので、このようにスケルトンの骨組み状態になっていますが、普通のリフォーム工事の場合は壁を抜くまでは致しません。
上の写真は、耐震補強を兼ねて「梁や柱」などに金物や補強木材を使い補強する位置などを打合せしている、「大工さん」と「うちの社長」です。
今回の物件は昭和48年に建てられた 家 なんですが、大工さん達の話を聞くと、「昔の材料は集成材等の新建材を使用しないで、無垢材だから多少反ったりしているけど、丈夫で風合がでてきていいし、なによりこの時代は匠の技がいきてるよ」と言ってました。
それより、弊社でよくある 家 の欠陥の NO1はやはり雨漏れです。
この雨漏れは家の壁などにシミがあり、容易に発見できる場合もありますが、症状等がまったくなく、外壁と内壁の間の木部を腐食させている場合もありますので要注意です。
家の害虫"シロアリ"などは、湿った木部を食い荒らすため、雨漏れは大敵です。
弊社は、自社物件のみならず仲介物件にも、建物の事前調査をするハウスバスター部隊が、いつも物件の床下や屋根裏に潜り、目を光らせていますのでご安心下さい。(すいません ただの うちの優秀な社員です。)
自社物件は、雨漏れの可能性が考えられる場所がみつかれば、壁を壊してでもチェックし、修繕するのが「メープルスピリット!」です。
もう時期リフォーム工事が仕上り、公開となるこの物件を覧になってみて下さい。
次回は、うちの「ハウスバスターズ」の調査力をもう少し詳細にご紹介します。
by 大内