出発の日 パート１

6月22日、出発の日はあっというまにきた。　2ヶ月も準備期間があったのに。。　ボケボケしてる間に、やり残した事が山ほどあるのに、出発日になった。　もうこうなったらあきらめるしかない。　すくなくとも役所物、ビザ等は準備出来ている。　まぁ　大丈夫だろう思いながら、お世話になった友人のバリーに別れを告げて駅に向かった。　飛行機は2時20分発。　午前8時30分に出れば楽々だ。　成田空港も新しくなったので、出発前に最後のショッピングをしようとか重いながら、電車を待った。。。。こない。　”田園都市線は、車両故障のためダイヤが大幅に乱れております”　う～ん　まぁ　しょうがないか。　時間も大丈夫だし待ってるか。。。。　30分。。　”只今　すべての電車を各駅停車と変更する事を決定しました”　はぁ？！　ただでさえ電車が来なくてホームには人がごった返しているのに、さらに電車を遅くしてどうすんだよ！とか思いながら止まっていた各駅停車の電車に乗り込んだ。　駅員がウロウロしていたので、渋谷にはどのくらいで着きますか？（通常急行で25分）と聞いたら、”全然見当もつきません”というおおよそ信じられない返事が返ってきた。　怒鳴ってやろうかと思ったら、横でおじさんがすでに怒鳴っていたので、やめた。　　しょうがないのでおとなしく電車で待っていたらやっと出発した。　かなり遅れたが、まぁ成田にはピッタリ2時間前には着くだろうと思いながら、うとうとしていた。。。　ハッと目を覚ました時はまだ三軒茶屋。　10時半をちょっと回っていた。　んっ　10時半？？？！！！　　((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ　　出発してからすでに1時間ちょっとが過ぎている！　外を見ると歩いたほうが速そうなスピードでかろうじて電車が動いていた。　”これぞ牛歩”　そんな言葉が脳裏を過ぎった。。　　押上駅に着いたときには、すでに12時になっていた。　ここまでの時間、3時間30分。。。

トロントまでの遠い道のり

とうとう来た。　アメリカから日本に戻り、またいつかどこかに行こうと思いつつはや10年、一番簡単そうに引っ越せて、将来移住も簡単そうなカナダにやってきた。　（引っ越した後の事は今は考えずに。。）　まぁ　ただ単に仕事が嫌で逃げたとやさしい友人達は言うが、そんな簡単なものではない。　なんせこの先2年間、ぷーである。　35歳にして貯金だけで生きてゆくぷー。。　　深く考えるとめまいがするので、あんまり考えないようにする。　なんにしてもカナダはいい国だと思う。　まず人がやさしい。　っていうより単純（？）であまり物事を気にしないような気がする。　とりあえず今を楽しむ、あとでなんか困ったことになったらそのとき考えるみたいな感じの人が多い（もしくはそんな友達しかいないのかもしれない。。。）　けど困ったときには、いろんな人が助けてくれる。　会ったこともない人が、○○の友達というだけで、いろんな事を手伝ってくれた。　夜中の2時に雨の中を歩いていたら、見ず知らずのカップルが、自分たちは傘が二本あるからって一本をくれた。　もう会うこともないだろうに。　ちょっと泣きそうになった。　そんな事が多々あってやっぱりカナダに来た。　間違った判断だとは思っていない。　

引越しまでの道のりは、次回に。