重い荷物を背負っているような、手足に鉛の鎖が付いているような、重苦しい日々。
母の人生はわたし次第。
母を生かすも殺すもわたしにかかっている。
母にとって、わたしが全て。
そこに疑問がわいてきたのは、娘を出産してからです。夫が不妊だったので、不妊治療をして授かり、二十九歳で母親になりました。
わたしの母は、子育ては苦労、死ぬ思いで育てた、辛かったと言っていたので、覚悟をしていました。が、どこが苦労?これのどこが辛い?喜びしかないけれど…と、母とわたしは違うという事がわかりました。
それでもわたしは母性が少なくて、娘が一歳になるまでは、お人形みたいにしか思えませんでした。でも、そんなわたしでも、娘と意思の疎通ができるようになるにつれ、こんなかわいい子に悲しい想いをさせたくないと思うほどに、母への不信感がつのるばかり。
心がしっかりと拘束されていて、動けなくなっていたわたし。拘束する事が、愛なの?
母親というものは一体なんだろう、と思い始めます。