うさぎの着ぐるみに手を引かれて連れてこられたところはたくさんの着ぐるみがいる場所だった。ここは…?
「ここは、着ぐるみ達の憩いの場ですよ。」なるほど…穏やかな雰囲気の公園だった。美しい噴水もある。でもどこか…悲しい感じが漂う。悲しいというか…切ない。むしろ創りものの銅像が一番心がありそうな気さえする。
どうして…?「自由に話しかけてみて下さい。」うさぎの着ぐるみは、少しだけ微笑んでそっと私の背中を押した。一番近くにいたライオンの着ぐるみの隣のイスに座った。なんて…話しかければ良いの…?こんにちは。私はとりあえずそう話しかけた。「こんにちは。」ライオンの着ぐるみはすぐに返事を返してくれた。
