最近、卵子のことを調べていました。
 
25才で横行結腸がんが見つかって
手術したら
横行結腸がんステージ3Aと名前がついた。
 
先生に抗がん剤をすると
不妊になる可能性がある
未婚だと卵子凍結ができないと
言われた。
 
ツイッターで
 
『未婚でもがん患者は卵子凍結できる』
というツイートをみていたので
 
できると思うので抗がん剤の猶予をもらい
病院を探してみつけました。
 
その時は25才だったから
こどもを生む可能性がなくなるのが
怖かった。
 
両親に泣いて頼み
卵子凍結に2度挑戦し
卵を8個残しました。
(1回につき30万ほどかかり、凍結する保存料も毎年かかる)
 


当時、がん患者で卵子凍結をし
妊娠した例は国内で3例という少なさでした。

だけど、卵子凍結はわたしにとって光でした。

当時のブログ

卵子凍結保存1

卵子凍結保存2

採卵

1週間ぶりの診察

卵子凍結2回目

 
 
そしてある日
生んでも生まなくても
わたしの価値はかわらないと
卵子凍結を破棄しました。

その時のブログ
 
ここ数年で卵子凍結はがん患者でなくても
保存できるようになり、
未婚で卵子凍結できる病院がとても増えました。
 
すごい!!!
 
がんの時は必死だったから
じぶんの卵子がどこからやってきて
どうなるかをしらずに
卵子凍結をしていました。
 
最近卵子のことを考えるきっかけがあり

 ネットで調べたり

 

この本を読んだりしています。
 
 
調べてみると、卵子のもとになる原子卵胞って生まれた時から数が決まっていて、
誕生時に200万個ありますが、思春期には10-40万個、月経が生じる思春期以降は1ヵ月に約1000個ずつ減少するそうです。
 
通常排卵は数ある卵胞から1個の卵子が飛び出します。
 
で、卵子凍結はホルモンをコントロールして
排卵させずに卵胞をたくさん増やします。
(わたしは当時毎日病院へ注射を打ちに行っていたのと
スプレキュアという点鼻薬(鼻薬)を生理前から
1日に4回さしていました。)
 
数も大事だけど卵子の質や子宮の質によるし、精子の質のよさ、相性による。
 
不妊といっても
卵子異常の場合、精子異常の場合、
どちらも正常だけどできない場合
 
卵子はどんどん減っていくけれど
精子は基本死ぬまでずっとつくることができる
 
もうさ、
こりゃ男性はいろんな人に種をうえつけたいっていう本能があるだろうし、
 
女性は産みたいし、まもりたいし、30代前半の方が卵子が元気だったりするから
結婚したいしこどもを産みたいって
なるよな
 
わたしは今は結婚願望もこどもを
うみたいもないけれど
いつか結婚したい、産みたいって思うかもしれない。
 
産みたいと願う人のところには
どうか赤ちゃんきてくださいって思うよー!!!!

ここ数年で不妊治療にも
助成金がおりるようになったのは救い
 
卵子凍結をしてみて
お金も時間もからだの負担もあって
 
こればっかりは男性はかわれないし
痛みを共有もできない
 
いつ妊娠するかわからない。
次こそ、次こそっておもう

がんになって、養子や代理母出産、卵子提供、精子提供など
いろいろ調べたんだけどいろんな可能性がある
 
わたしがうまれたことも
あなたがうまれたことも
 
本当に奇跡だよね
 
命ってすごい。

妹と妹のこども