春 | 場を編む、紡ぐ。 齋藤麻生 × MauMaO FAMILIA
あたたかくなり
春をむかえると
あの日みた夜桜を思い出す
夜のお散歩がとても好きだ
鎌倉にきてもうすぐ2年
にげるように
この土地にきて
ぐんぐん癒され
ぐんぐん元気になっていった。
(ぐんぐん太った)
時間と環境は偉大だ
どうしようもない悲しみにおそわれ
泣くことも少なくなったし
心の奥底から満ちる感覚がある日も増えた。
春は
すこしせつなくなる
そのせつなさは抱えていたいとも思う
いつだって
不安定で
いつだって
愛していて
いつだって
嫌いで
いつだって
自由だ