わたしの家は歌が溢れていました。
声をだすと、半音低い、半音高い、
うしろに声がひいている。
自由に歌ったっていいでしょう。
いつしか歌が嫌いになりました。
大きくなるにつれて、
少しづつ少しづつトラウマを克服するように
歌の世界に入っていきました。
気がついたら歌の力を信じるようになりました。
大切な場所で
唄うたいのツダユキコさんが
歌をうたいました。
いろんな国の景色を感じたくなりました。
いろんな国のいろんな音を。
太陽や月や、空気や、海や、川や、
草木や、鳥や、風や、呼吸や。
歌も踊りも祈りで、表現で、自己満足。
届いたら、うれしい。
届かなくても、歌い踊る。
けど、届いたらうれしい。
ユキコさんの歌。
わたしからダウンロードして
綴った歌詞は渡邊みかさん。