高校3年生でうつ病になった時


やすんでもやすんでも不安だった。


置いてかれてしまう。
わたしという存在がなくなってしまう。


誰もが輝いてみえて自分はゴミのように感じていた。

その時は誰の声もきこえなくて
何がやりたいとか
何が楽しいとかもわからなかった。

食べられない、眠れない、歩けない。
何が食べたい

なんて、ない。


25才で大腸がんになったとき

うつ病をやっていてよかったと思った。
あ、じぶんのせいじゃない。


病気のせいにできる。
と安堵した。


やすめる。
と安堵した。


じぶんを責めることは
身体のあらゆる細胞を傷つけること。

魂を傷つけること。



もう傷つけるのは終わり。

もう、病気のせいにもしなくてもよい。

生まれてきてくれてありがとう。

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