気功の先生との出会いは衝撃で

その人がどういう気の流れをだしているかが
なぜかすべてわかった。

そしてその出逢いから不思議な夢を見るようになる。

赤と緑のうずまきにのまれ
たくさんの人が死んでいく様子。

白龍にのっていたり
かと思ったら白龍がちっちゃくて、幼いわたしが袋にいれて
おぶっていたり。

鳥だか魚だかわからない色鮮やかな生物が大きな林に
たくさんとまっていたり

なにかお祈りをしていたり

あ、わたしはたくさんのわたしがいたんだ。

過呼吸も定期的におこしていたり
不安感は強かったけれど
学校に行けるようになり
遠隔で気をおくってもらったりしていた。

高校も無事卒業でき
大学もそのままエスカレーターであがれ
体調もよくなってきたころ
気功の先生は、がんで亡くなった。
あっという間だった。

浄霊もしていて
ものすごく気の強い人だった。
でも人を頼ることがうまくなかった。
そして今世にあまり未練がなかった。
最後に今世で一緒にいたいと思う女性ができたみたいで
そこはほっとした。

亡くなったことはやっぱりなぁと思った。
長く生きる人ではないなと思っていたから。

そしてこういう仕事をする人は
誰かに頼ることができないと早死にするんだなぁと思うようになる。

相棒のうさぎ。