自分で自分の命をきめること

４年まえに横行結腸がんステージ３Aになり
さまざまな治療法をためしました。

はじめはごく親しい方、
仕事でご迷惑をおかけする方にのみ病名をお伝えしていましたが
退院ししばらくしてから
自分の発信によってなにかが生まれるのではないかと思い
病名を発表しました。

今思うと1人では耐えられなかった。

誰かにわたしという存在がいることを

忘れられたくなかったんだと思います。

最近《わたしもがんなんです。》とご連絡をいただくことがふえ
改めてわたしが試したものを書いていきたいと思います。
当時書いていたブログにもリンクするようにしていますので
こまかく読みたい方はリンクへ

現在発症から4年目、再発なしです。

⚫︎手術
北里大学東病院で腹腔鏡手術。横行結腸、下行結腸あわせて３０センチ切除。
リンパ節も一部分切除。約５時間の手術。

⚫︎卵子凍結
抗がん剤の副作用で妊娠ができないかもしれないということで
聖マリアンナ大学病院で卵子凍結に２度挑戦しました。
すべて自費なので６０万以上。年間５万ほど保管料がかかります。

⚫︎抗がん剤
XELOX（ゼロックス）療法
点滴と錠剤。

点滴がつよく、薬に拒否反応のあったわたしは
吐き続け抗がん剤で死んでしまうと思ったので
１度だけ点滴と錠剤をとったあと
抗がん剤をかえました。
吐き気、しびれ、恐怖。

⚫︎抗がん剤その２
ユーエフティとユーゼルユーゼル
の錠剤
これはほぼ副作用はなかった。けど抗がん剤が嫌で２クールはやく終えています。

⚫︎ホメオパシー
《抗がん剤が始まるまえに、日本でホメオパシーを広めた由寅子先生の相談会を受けました。現在も定期的にみていただいています。》

⚫︎足もみ
近澤愛沙さんの足もみ力を参考に毎日、木の棒を使って４０分もむ。くそいたい。最近かなりさぼっている。

元気回復足もみ力 (美人開花シリーズ)/ワニブックス

￥1,543

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この本まじおすすめ！！！！

⚫︎冷えとり靴下
シルク、綿、シルク、綿の４枚重ね。最初は４枚重ねていましたが心地よいのが２枚重ねだったため今はほぼ２枚。冷えとりは夜寝る時も履いて寝るとよいとされていますが
わたしは素足、そして真っ裸で寝ています。

⚫︎食事療法
大腸がん手術後の１００日レシピの本を参考に父に食事をつくってもらう。
大腸を切っているので食物繊維はあまりとらない。
済陽高穂さんの病院へ行き参考に。
レモン１日１個、青汁、酵素、はちみつ、肉は鶏肉、パンは自分でつくる。
塩分控えめ、甘いもの控えめ、低速ジューサーでの人参ジュース。
途中から人参ジュースがわたしの身体には冷えたのでやめた。
現在は好きなものを好きなタイミングに食べています。
食べ過ぎると下痢しやすい。お腹はりやすい。

現在おもに大切にしていることは

＊好きな時間に好きな量好きなものを好きな人と食べる。
人に合わせたり、気を使って食べると１００パーセント下痢&嘔吐。

＊調子が悪い時はやすむ。
仕事をクビになってもいいというぐらいの気持ち。→休んでも平気な環境になった→バイトをすべてやめ自宅サロンをはじめる→1日数時間、数日の稼働で楽に生きていけるようになった。

＊自分優先
人にあわせると疲れるのであわせない。
人に会いたくない時はあわない。

断る勇気をもつ。

＊人に頼る、あまえる。
全部自分でやれないので、セラピーをうけたり、人にさわってもらって出す。
マイナーズテクニック、フェルデンクライス、髪を切る、おどり、
おばあちゃんや家族にお金もらう、などなど。

＊身体がよろこぶものを身につける
わたしの場合は天然素材の服、ふんどしパンツ、布ナプキン、オーガニックナプキンなど

そしてわたしにとってすごく大切なのは

＊キスしたり抱き合う時間をたっくさんもつ
これ、わたしの生きる源で、性＝生だとほんとうにほんとうに思っている。

がんに関わらず病気が１００パーセントなおるものは存在しなくて、
例えばまったく同じ治療を選択したとしても違う道になることがある。

そして抗がん剤は悪だとか、
亡くなった時に
《⚪︎⚪︎をしなかったから、⚪︎⚪︎をしたから》だとか言う人が
いるけど
いやいや、死にそうになったことあるのか？あなたは？
とききたくなる。

自分の命を決めるのは自分ではなくて宇宙かもしれないね。

でも自分で選択するということは自分で生きるか死ぬかを決めている感覚が
わたしはあって、ものすごく恐怖でした。

いまでもこわくなる。
いろんな情報がやまほど溢れている中で選ぶ。

先生の言うことを聞いているだけの方が
楽ちん。

わたしはじぶんで選びました。
だからどうなろうとわたしの責任です。

そしてできれば大切に思う方々が生きていてほしい。
おこがましいけれど生きていてほしい。

当たり前はないけれど
当たり前に明日がきますように。
今日もありがとう。
明日もよろしく。