日台文化の違い～育児編その１～

日本と台湾、文化・習慣の違いを感じることが多々ありますが

産後は特にびっくりすることがけっこうあります。

一番びっくりだったのが

平吉さんの両親、オムツの換え方を知らなかったんです！

オムツはもちろん、赤ちゃんのお風呂の入れ方もわからない…。

実は、赤ちゃんのお世話の仕方全般を知らないんです。

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というのは、平吉さんと平吉さんの妹は

小さいころおばあちゃんに面倒を見てもらってたからなんです。

といっても、平吉さんの家が特殊というわけでもなく

実は台湾だとこういう家庭、少なくないんですよ。

台湾って共稼ぎが普通ですよね。

で、産後すぐに仕事復帰する人が多い。

平吉さんの両親は若いころ桃園で働いていたらしく

子供たちは台南のおばあちゃんに預けてたんだそうです。

なので、自分たちはたまに子供に会うぐらいなので

オムツ換えとかお風呂とかしたことがないそうで…

台湾人のママ友から

「自分のお母さんに

　『あなた、自分で子どもの面倒見て偉いわね～』

　って言われた」

っていう話を聞いてたので

台湾にはそういうお母さん・お姑さんがいるのかー

とは思ってたんですが

まさか自分のお姑さんもそうだとは思わず

いざＪｒ．が生まれてから知ってビックリしました

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なので、最初のころは

義理両親に子どもを見てもらって出かけても

　「ちょっと！Ｊｒ．がうんちしたから帰って来て！」

と電話が来てすぐ引き返したことも・・・

でも、その後は義理両親も練習してくれて

今ではオムツ換えも一応ＯＫになりました。

おかげで最近は義理両親に見てもらってる間に

平吉さんと外食したりもできるように。

こういう面ではやっぱり義理両親に感謝しなきゃですね

けど、義理両親が育児初体験という

そのせいで起こる問題があるのも事実・・・。

それはまた次回に・・・。

薬事件のその後＆近況など

前回の「勝手に薬を塗られた事件」のその後ですが

実はけっこう早くに『一応』解決しました。

事件勃発の翌日、

まずは平吉さんに冷静に話して

・今回のことは自分の口でちゃんと義理両親に言いたい

ということを伝えて、OKが出たので

その夜、家族全員そろったところで話し合いました。

実は、義母が勝手に平吉Jr,の顔に塗った薬というのが

『手荒れ用の薬』だったんです・・・

しかも、箱には

「医師の指示なしに子供に使用しないでください」

の注意書きが！！！

なんでそんな薬を塗るのか本当理解不能なんですが・・・（怒）

わたしがいくら薬の危険性とかを訴えても

義母は

　「薬を塗ったっていっても、ほんのちょーっとだし…」

とか

　「はいはいはい・・・」

とかの反応だけで

適当に受け流されてた感じだったんですが

最後に薬の箱を突きつけて

　ママ、この注意書き見ました？

　　　「医師の指示なしに子供への使用禁止」ってありますけど？

って強気で攻めたところ

やーっと義母の口から

　・・・對不起了

が出てきました・・・

ちなみに、

そばにいた平吉さん・平吉さん妹・義父はみんな苦笑い。

後になって

　うちのママは滅多に謝らない人やねんぞー

　　　そのママに『對不起』って言わすなんて。。。

　　　みーにゃ、すごいなぁ

って平吉さんに言われました。

子どもを守るためなら強くもなります・・・

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一応謝ってはもらったものの

こういうことが一回起きたら不信感が消えないし

まだまだ怒りは完全には収まらない状態でした。

でも、それはどうやら義母も同じだったようで。

ママに『對不起』を言わせた翌日、

平吉さんとママが何か言い争ってたんです。

台湾語なので聞き取れなかったんですが

どうやらママが「私もみーにゃに不満があるのよ！」って

突然、平吉さんに言い出したらしく・・・。

でも、その内容が「は？」っていう内容だったので

平吉さんもムッとしてわたしをかばってくれて

それでちょっと口論になったらしいです。

平吉さんが言うには、

今までも義理両親に何か言われても

けっこうわたしをかばって言い返してくれてたそうです。

てっきり常に台湾ファミリー側なのかと思っていたので

かなりビックリ、そしてちょっと感激でした。

平吉さん、ごめんなさい・・・そしてありがとう

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そんな感じで

薬事件以降はちょっと気まずい雰囲気だったんですが

事件勃発の翌週、日本から両親がJr,に会いに来てくれて。

４泊５日の滞在だったんですが

その間の食事をどうするかとか

義理両親とも話をせざるを得ず・・・。

でも、結果的にそのおかげで気まずさも減り

産後はじめて和やかに義理両親と会話できました。

（産後はずーっとイライラしっぱなしだったので。。。）

それに、義理両親はうちの両親が来るたびに

すごく良くしてくれて、もてなしてくれるんですよね。

そういう姿を見て

　あ～、そうだ。この人たちは悪い人じゃないんだよなぁ。

　薬事件もＪｒ．が可愛くてやってしまったんだろうし・・・

って

ちょっと広い心で受けとめる余裕が出てきました。

あとは何といっても、産後初めて日本の両親に会い

両親がＪｒ．を嬉しそうに抱っこする姿とかが見られて

気持ちがすごく安らいだのが大きいと思います。

もう高齢なのに、台湾まで来てくれた両親には本当に感謝です！

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両親が来たのが先々週で

両親が帰った翌日には

今度は日本人の友達が台南に来てくれて２日間案内、

そして、その翌日の先週火曜日が仕事復帰１日目でした

仕事復帰直前にこんなに予定が詰まるとは・・・

しかも、仕事復帰最初の授業は新しい学校だし

けっこう不安だったんですが

いざ授業をしてみると楽しくてあっという間に終わりました。

わたし、やっぱりこの仕事が好きなんだなーと実感

産後２ヶ月で仕事復帰なので

やっぱり大変は大変なんですが

でも平吉Ｊｒ．は手のかからないお利口さんだし

平吉さんも率先して育児をしてくれるので

なんとかやっていけそうです。

本当はずーーーっと平吉Ｊｒ．を見ていたいんですが

でも、仕事から帰ってくると

離れてた分さらに可愛さ倍増で「きゅーん」ってなるので

少しだけ離れるのも悪くないのかも？と思ったりもします。

　☆生後２ヶ月と１週間の写真

この日は予防接種の翌日でいつもよりおとなしいＪｒ．でした。

最近ぷくぷくして赤ちゃんらしくなってきました。

特に顔がまんまるで生後すぐのころとはすっかり別人です

育児で大爆発

同居で子育てしてるので

そのうち絶対に問題発生するとは思ってましたが

今日、ついに恐れていたことが起こりました。

でも爆発の原因は想定外のものでした・・・。

（久々に超長いです。。。）

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平吉Ｊｒ．も生後５０日を過ぎました。

相変わらずほとんどグズることもなく

夜泣きもしない本当に手のかからないいい子です。

でも、１ヶ月を過ぎたころから顔に湿疹が出始め

最近は体や手足にも少しポツポツと出始めました。

私は日本で姪っ子たちを見ていたので

　乳児湿疹が出る子は多いし、そういう時期が来たか～

って思ってました。

けど、いずれ良くなると知ってはいても

見てるとなんとも可哀想なんですよね。

それに、もしかしたらアレルギーかもしれないし・・・

ということで、今週月曜に小児科に行ってきました。

結果は「あせも」。

清潔にしてればそのうち自然によくなる、ということで

薬も処方されずに終わりました。

わたしはアトピーだったので薬の怖さを知っていて

あまり薬は使いたくないと思っていたので

お医者さんから「薬はいらない」と言われて一安心。

その後は以前にましてこまめに汗を拭いたり

母乳なので自分の食事を見直したり

できる範囲でがんばっていました。

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なのに、なのに・・・！！！

今日、夕飯時に平吉さんが

　オレもパパとママに文句は言っておいたんやけど

　実は、今日、オレもみーにゃもいない間に

　平吉Ｊｒ．の顔に薬を塗ったらしいねん・・・。

って言うじゃないですか！！！

月曜に病院で診てもらって「薬はいらない」って言われたのに！？

っていうか、じゃあその薬はいったいどこから来たわけ！？

副作用があるような強い薬だったらどうするの！？

なんで子どもの両親に相談もなくそんな勝手なことするの！？

もう、聞いたとたん怒り心頭！！！

しかも、極めつけに平吉さんが

　ほんまは「みーにゃには言わんといて」って言われてん。

　でも、これは知らせとかなと思って。

って！！！

「みーにゃには言うな」・・・？？？

それって、よくないことって分かってるってことでしょ！？

なんでよくないって分かってて、こっそりそんなことするの！？

もう、夫の両親が全く信用できなくなりました。。。

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この事件以前から、産後は義理家族に不満いっぱいで

ホルモンバランスの問題もあるのでしょうが

とにかく義理家族に対してイライライライラ・・・。

でも、なんとか直接は爆発しないように我慢してきたのに

勝手に薬を塗られたことで大爆発。

いくら平吉さんがすでに文句を言ってくれたといっても

それだけでは怒りが収まりません。

あまりにも怒りが大きすぎて

つい大声になり、興奮して机をバンバンッとしちゃいました。

すると、平吉さんが逆ギレ。

最初は両親を責めていたのに、なぜかわたしを責め始め

　お前はそんなに完璧に育児できるんやったら

　お前が一人で世話すればいいやろ！

　どうせ台湾人の育児はどれもあかんのやろ！

　これからはオレらに助けてほしいとか思うなよ！

と、なぜだか『台湾人VSわたし』の話に。

こんなことを言われてめちゃくちゃ腹の立ったわたしは

　今まで一回も「助けてほしい」なんて言ったことないけど？

と返しました。

事実だし。

毎日、数時間は義理両親が赤ちゃんを見ていて

その間に買い物や食事に行ったりはしてますが

それは、義理両親が赤ちゃんを見ていたいだろうから

預けてあげてるわけなんです。

確かに少しは助かってますが、絶対に必要なわけじゃないし

わたしから頼んだことは一度もありません。

すると、平吉さんは

　言ったな！その言葉、覚えとけよ！！

　これからお前一人で全部やれよ！！！

って、完全な逆ギレモード・・・。

　あんたはわたしの夫で、この子の父親でしょ？

　私たち二人で育てるんじゃないん？？

　なんでそんなこと言うんよ！！

って、泣きながら叫び

平吉Ｊｒ．を抱っこして自分の部屋へ行き

鍵をかけて閉じこもりました・・・。

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今までにも何度も何度も大喧嘩はしてきましたが

育児の問題では初めて。

そして、今回のショックは過去最高です。

今までどんなに辛くても、心配かけたくないので

自分の母には泣きながら電話したことはなかったんですが

今回は耐えられず、泣きながら母に電話。

一部始終を聞いてもらいました。

母も勝手に薬を塗られたのにはビックリしてましたが

おじいちゃん・おばあちゃんの気持ちも分かると言い、

「同居してる限りはこういう問題は避けられないから

　もう外に部屋を借りて出て行くしかないんじゃない？」

って言われました。

出られるもんなら明日にでも出て行きたいけど・・・！！

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その後、平吉さんとは口を聞いてないので

まだ解決してないんですが

平吉さんの名誉のために一言言っておくと

平吉さん自身はＪｒ．のお世話もよくやってくれるし

育児に関してもかなりわたしに合わせてくれるし

台湾では珍しいイクメンで、わたしは感謝してるんです。

でも、そこに義理両親・親戚が絡んでくると

一気に今日みたいに問題勃発、

そしてなぜか夫婦喧嘩になるんですよね・・・。

わたしたち夫婦と平吉Ｊｒ．の三人だけだと

本当に幸せで平和な時間が流れてるのに。。。

でも、ここは台湾。しかも同居。

絶対に義理両親が絡んでくるんですよね。

やっぱり結局は嫁が耐えるしかないんでしょうか・・・。

けど、自分のことなら我慢できても

子どもの安全や健康に関わってくると無理！！

二度と義理両親に会えなくなっても別にいいから

思いっきり意見をぶつけたい衝動にかられます・・・。

（一応今はまだ抑制中。）

長い上に、結論の出てない文章ですみません・・・。