6月14日 18時40分頃
天(テン)も天国へ旅立ちました

夫は午後から少し仕事に出かけていましたが
最期は2人で看取ることができました


体調が急変してから50日以上、
何も食べられずお水すら飲めず
点滴だけでなんとか過ごしていました

ガリガリに痩せても、トイレには自分で行き
粗相は一度もありませんでした
(最後の2日間は立ち上がることができなくなりましたが、上半身をあげて合図してくれたので
私たちがトイレまで抱っこして連れて行っていました)

ドクターが言った
「持ってあと2.3週間」を過ぎて
どこにそんなパワーがあるの?と不思議なほど
骨と皮だけになっても頑張って生きてくれました

テンが亡くなって、寂しくて寂しくて
叫び出したいほど胸が苦しいです
でも同時にテンはやっとラクになれたんだなと思うとホッとする気持ちもあります

こうやって文章にしていることで
心が少し落ち着いてきます

テンとホアがまだ野良ちゃんで
私が初めて出会った頃や、
若く元気いっぱいだった頃、
甘えたり鳴いたり、
ベッドの中で腕枕で喉を鳴らしながら眠る姿、
気持ち良さそうに日向ぼっこする姿、
歳を取り少しずつ白髪が出始めた頃や、
最後の弱ってしまった姿、
楽しい事も悲しい事も全部
愛に溢れた日々を色々と思い出します

匂いも手触りも声も仕草も温もりも
猫たちの全てが愛おしくて
宝物のような思い出をたくさん残してくれました

幸せにするつもりが、いつの間にか私たちの方が幸せにしてもらっていました


昨日の午前中に火葬を済ませ
ホアの横にお骨を並べました

産まれた時からずっと一緒に過ごしてきたから
またホアに会えて嬉しいね、テン

でもお姉ちゃんは寂しいよ…

家に帰っても猫がいない

もう、テンとホアが待っているから早く帰らなくちゃって急がなくてもいいんだね
薬や点滴、体調の心配やトイレの掃除もない

虚しいほど自由になってしまいました

長い時間をずっとそばにいて助けてくれてありがとう
私達の家族になってくれてありがとう
テンとホアがいたから新しい土地に来るのも怖くなかったよ


※若かりし頃

あの子達が与えてくれた時間なので
時期を見て夫婦2人で九州を旅行したり帰省したり、元気に楽しく過ごしていこうと思っています


火葬の日
梅雨の中休みで晴れた気持ちの良い天気でした

さよなら、私の可愛い猫たち

天国で安らかに…




後日

友人のEッコと母からお花が
そしてdoさんから手紙とお菓子が届きました

テンもきっと天国で喜んでいると思います

優しいメッセージをくれた皆さんも…

ここでも改めて伝えさせてください

本当にありがとうございました