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■ご質問■
 

占いについて教えて下さい。
 
四柱推命・占星術・タロットなど、占いにも色々ありますが、どれを信じて良いのか分かりません。
四柱推命と占星術で鑑定すると、今年の運勢が良いのですが、タロットでは逆の結果になり、混乱しています。
 
また、タロットで短期間に同じ質問をしてはいけないと聞きます。
実際、タロットで占った1ヶ月後に、再度同じ事を占ったら、結果が逆になりました。
 
自分で自分を占うのでは無く、別の人に占って貰う場合でも、短期間に同じ質問をする事はタブーですか?
 

■回答■
 

同じ事柄について、複数の鑑定方法で占ったり、何度も占いを繰り返すと、導き出される回答も違ってきますので、混乱しますよね。
 
占いというのは〝予言〟では無く、『多く見られる傾向』や『可能性のひとつ』を鑑定するものです。
傾向や可能性というのは、もちろん断定的なものではないので、占いの結果は〝参考にすべき意見〟として捉えると良いでしょう。
 
例えば、ひとつの悩み事について、価値観の違う複数の人間に相談すれば、違った回答が返って来る事もあるでしょう。
全く真逆の回答が返って来る事も、多々あると思います。
 
そういう時に、相談相手全員の意見を鵜呑みにしようとすると、それこそおかしくなってしまいます。
異なる意見に振り回され、誰を信じればいいのか解らない!と混乱すれば、折角のアドバイスを有効に活用する事も、難しくなります。
ベストなのは、ひとりひとりの意見を冷静に分析し、参考にすべき部分や納得出来る部分を抽出し、悩みをどう解決していくか・どう対策を練るかを、自分なりに考えていく事だと、私は思います。
 
占いも、これと同じ事が言えます。
複数の占いで鑑定するという事は、つまりは異なる価値観や視点を持つ相手に相談する…という事に、等しいのです。
異なる鑑定結果が出た場合でも、結果の中から何を取り入れるべきかを冷静に考え、自分なりの方向性や対策を打ち出しましょう。
 
また、一口に相談と言っても、人それぞれ得意な相談と不得意な相談があります。
それと同じく、占いにも得意分野と不得意分野があるのです。
悩み事の種類によって、相談相手を変えるのと同じように、鑑定したい事柄によって、占術を変えるのがベストではないでしょうか。
 
例えば私の場合、1年間の運気の流れなどを詳しく鑑定する場合は、九星気学を用います。
対して、具体的な悩み事を鑑定する際は、タロットを用いて鑑定しております。
 
タロットで、同じ事柄を短期間に占うのがNG…と言われる理由は、ズバリ『混乱するから』です。
タロットの結果というのは、可能性のひとつを指摘しているものですので、同じ事柄を鑑定すると、前回の占い結果とは別の可能性を示唆される場合もあります。
 
繰り返し鑑定を行い、混乱してしまうくらいなら、1回鑑定を行った後は、暫く時間を置いた方が良いでしょう。
それは、自分で占う場合も、他者に占ってもらう場合も、同じ事だと言えます。
繰り返し鑑定を行う場合は、
 
「あんな可能性も、こんな可能性もあるのか…。
じゃあ、出来るだけ良い未来を掴む為に、こういう事を心掛けよう!」
 
というように、上手に気持ちを整理出来ると良いですね。

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