「極めて異例」スピードスケート黄金ウエアが殿堂入り! | 浅田真央さん&浅田舞さん 応援ブログ

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$ゆうゆうのブログ 黄金のウエアが“五輪殿堂入り”だ! スピードスケート日本代表がバンクーバー五輪で使用した公式ウエアが、スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会の博物館(IOCミュージアム)に展示されることが2日、分かった。同ミュージアムの要請に日本オリンピック委員会(JOC)が応じたもので、JOC関係者も「極めて異例」と驚きを隠せないでいる。早ければ4月から展示される。

 銀2個、銅1個のメダルを輩出した黄金のレーシングスーツが永久に保管される。関係者によれば、IOCミュージアムが、2月28日に閉幕したバンクーバー冬季五輪で使用された各国のスポーツ用品の収集を開始。五輪ごとに数百点のコレクションを集めるが、今回は日本のレーシングウエアが目に留まったという。ウエアは金色と黒を基調にしたデザイン。「金びょうぶのような美しいスーツ」と高い評価を受け、IOCからJOCに貸し出し要請が入った。日本スケート連盟を経て、開発したミズノ社が対応。早ければ4月にもスイス・ローザンヌのレマン湖畔にある同博物館に展示される。

 93年にオープンした同ミュージアムには、1896年の第1回夏季アテネ大会から2006年の冬季トリノ大会まで、夏・冬の近代五輪の歴史を網羅する膨大なコレクションが展示、保管されている。人類の祭典の足跡を残す史料として大会記録とともにスポーツ用品、ウエアの変遷なども通して見られる。

 五輪期間中の日本ウエアは、海外選手にも評判が良かった。15歳最年少代表・高木美帆(北海道・札内中3年)は「そのワンピ、かわいいね」と海外選手から褒められたこともあったが、一方で「スケてる」と物議を醸したウエアでもあった。空気抵抗を約5%軽減した最先端の機能を搭載。伸縮素材を使った下腹部の逆三角形の生地が濃かったため、誤解を招いた。カナダの地元紙「バンクーバー・サン」では「黒いTバックのようなものが世界中を驚かせた」と紹介され、一時は五輪会場で話題になった。百聞は一見にしかず。ローザンヌで確かめるもいいが、ミズノでは「国内の当社の直営店でも見られますよ」とのこと。

 ◆オリンピック博物館 スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)近くオリンピック公園内にある。93年6月に開館。冬季では女子フィギュアスケートで2大会連続金(84、88年)のカタリーナ・ビット(ドイツ)の衣装、グルノーブル大会(68年)でアルペン3冠のジャン・クロード・キリー(フランス)の用具一式などが展示されている。また夏季では、棒高跳びのセルゲイ・ブブカ(ウクライナ)のユニホームや、ベルリン大会(1936年)五輪陸上短距離4冠のジェシー・オーウェンス(米国)のスパイクなど。収蔵品は約1万。毎年25万人が訪れる。

[2010/3/3-06:03 スポーツ報知]
http://hochi.yomiuri.co.jp/vancouver2010/skating/news/20100302-OHT1T00267.htm?from=related