ロシアによるウクライナ侵攻開始から、1年5ヶ月が経ちました。
反乱を起こしたワグネルのプリゴジンにベラルーシへと逃げられ、もはや核を使うしか勝ち目は無いと言われているロシアですが、そんな事したら世界中から叩かれてしまうでしょうからね…。去年も書きましたが、核戦争に勝者は無いんですよ。
そして、ウクライナへと向かう船は「軍事物資を輸送している可能性があるので攻撃の対象になり得る」とも宣言したロシア…まるで、第一次世界大戦時のドイツのUボートによる「無制限潜水艦作戦」じゃあないですか。この作戦によって撃沈された客船ルシタニア号の中に多数のアメリカ人が含まれていた事が、それまで中立を保っていたアメリカが第一次世界大戦に参戦するきっかけの一つとなったのですが、この宣言を機に、このウクライナ侵攻が第三次世界大戦へと拡大しそうな予感が…（第三次世界大戦はもう始まっている、という話もありますが）。
また、ウクライナ産の穀物も襲撃したロシアですが、その中には、ウクライナとも友好関係にある中共向けの物もあったのです…あ～あ。その中共と同じく、9月3日を「軍国日本との戦争に勝利した日」などと定めたロシアですが、ホントは日本政府代表がミズーリ艦上で連合国への降伏文書に調印したのは9月2日だったのですから、間違ってるぞ。聞けば、9月3日になったのは、降伏文書調印の翌日に自国内で戦勝記念式典を開いたからだそうですが、どんだけジコチューなんだよ…。それに、「ファシズムに対する勝利」なんて威張ってますが、日本が米軍のB-29の空襲によって虫の息だった所を、火事場泥棒の如く攻め入って占領しただけの話でしたから、何ら威張れたモンではありません。まるで、他の強いヤツに喧嘩で勝てないからって、腹いせに弱い者いじめしてるヤツみたいだなぁ。「欧米の尻馬に乗って制裁なんぞしやがって、手前ェ、また核落とされてーのか、ン"!? 憶えてろよ、北方領土は絶対に返してやんねーからな!!」ってな感じで。仙台にもそんなヤカラがうじゃうじゃ居ましたよ…。