今週の『水星』は、先週のCパートからの続きで、プロスペラの挑発に乗ったミオリネが、遂に「クワイエット・ゼロ」計画を受け継ぐ事を決意するのでした。
一方、シャディクはペイル社を自らの陣営に取り込む事を企み、エラン(五人目)は強引にエアリアルを奪おうと、ミオリネの菜園でスレッタにスタンガンを突き付けるのですが、それを止めたのが、アスティカシア学園に戻ってきたグエルでした。そのグエルは、ジェターク社の代表権を弟ラウダから戻してもらっていて、「進めば二つ」という言葉のおかげで立ち直れた事について、スレッタに対して礼を言うのですが、その言葉を陰で聞いていたミオリネは、スレッタとグエルの決闘を提案するのでした。スレッタは地球寮に対する嫌がらせを止めさせる事を、そしてグエルは、ジェターク社再建の為にもエアリアルを手に入れる事を条件に。
そして「ランブルリング」以来、久々に決闘が再開される事に。あの事件で死者が出た事もあって、その決闘を見たくないという生徒も居ました。これまでグエルはスレッタに負けっぱなしだったという事もあって、誰もがスレッタの勝利を疑ってはいなかったのですが、そのグエルは、プラント・クエタでの事件以来伸び放題になっていた髪を切って決闘に臨むのでした。一方、エアリアルFb(仮)の方は、ニカの身柄が拘束されたままとなっている事もあって、返却されたまま修理もままならない状態でしたが、それでもスレッタは、エアリアルのガンビットを以前と変わらずに手足の如く操り、父ヴィムを殺してしまったトラウマに苦しみながら闘うグエルのダリルバルデも、エアリアルの左腕を斬り落とす等の奮闘を見せるのですが、スレッタの優位は変わらず、誰もがグエルの敗北を予感していたその時、「ごめんね…」の声と共に、エアリアルは全機能を停止してしまうのでした。そこへダリルバルデのガンビットが襲い掛かり、スレッタは入学以来初の敗北―ブレードアンテナを破壊される―を喫してしまうのでした…。
ミオリネの誕生日を勝利で飾ろうとしていたスレッタは、思わぬ敗北にショックを受け、コクピットを開けた途端に姿を見せたミオリネに謝るのですが、そのミオリネは、まるで養豚場のブタでもみるかのように冷たい目でスレッタを見つめるのでした。そして、エアリアルの機能停止は自分がやった事だったと告げ、「これも取引の為よ」と言いながら、スレッタのノーマルスーツの「ホルダー」の証しも消去してしまうのでした…。
口では娘を愛してると言いながら、その実、娘を道具としてしか見ていないプロスペラと同様、「クワイエット・ゼロ」計画にエアリアルを利用する為に、ミオリネもスレッタを道具としてしか見ないようにする事を決意したのでしょうか…?
そして気になる来週は…
って、また特番かい!! よっぽど制作が追い付いてないんでしょうか!?
(追記:今回のミオリネの態度に対しては視聴者のヘイトが集中し、某掲示板ではアンチスレが伸びているとの事です。只でさえ、フィギュアライズがアチコチでゴロゴロ売れ残ってるってえのに…。)