ストーリーを「寄り道」する余裕はあるんでしょうか…? | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 昨日、検診の帰りに秋葉原に立ち寄ってきたら、丁度1/100エアリアル発売日だった事もあってか、みんな手に手にその箱を持ってました。…え? 私はどうしたんだって!? いいから、とっととプレバンでマスグレのスターク・ジェガンジョニゲルの予約を再開しろ()。

 

 …しかし、今週の『水星』では、そのエアリアルの出番はありませんでした。アバンタイトルでは、グエルがセカンドシーズンになって初めて登場しました。そのグエルは「フォルドの夜明け」に捕まっていて、自分の手で父ヴィムを殺めてしまったショックから立ち直れていないようで、トイレでブツブツ言いながら俯いてましたが、「ボブ」と名乗っていながらその正体がジェターク社の御曹司だと知っていた「フォルドの夜明け」のオルコットによって、「まだ死なせるワケには行かない」と、無理矢理食料を口に突っ込まされるのでした…

 一方、ニカは、ソフィを失って怒り心頭に達していたノレアによって、リンチを喰らっていました。…こういうシーンを見て喜んでるゲスが居たりするんだよなぁ。

 そのソフィは、「フォルドの夜明け」の子供たちによってが築かれ、生前大事にしていたぬいぐるみが供えられていました。ベネリットグループによる急襲に備えてアジトを撤収する事になったので、オルコットに墓の前から去るように促された子供たち。そのオルコット達は、MSプロドロスに搭乗して、ベネリットグループのMSハインドリー・シュトルムの降下を待ち構えるのですが…、恐怖したジャリルによって待ち伏せがバレてしまい、済し崩し的にMS戦に突入する事に。その戦いの中で、子供たちの一人であるシーシアに、父の仇と殺されそうになっていたグエルは、それを止めたオルコット共々、瓦礫の下敷きに。オルコットともう一人の子供であるセドは無事でしたが、シーシアは虫の息に。瓦礫の中から立ち上がったグエルは、そのシーシアを背負って走り出すのでした。「何がしたいんだ、俺は!」。パイロットを失ったプロドロスに搭乗して車を探し、シーシアを救おうとするグエルですが、既に事切れていたのでした…

 戦いが終わり、ソフィの隣に葬られたシーシアの墓の前で、「俺はどうすれば…」と呟くグエルですが、オルコットは「俺はお前の父親じゃない。自分で考えるんだな」と言い放ち、グエルはオルコットに軌道エレベーターへの行き方を尋ねるのでした。また宇宙に出る決心が付いたのでしょうか…。

 一方、ミオリネは、父デリングの秘書ラジャンの口から、父は政略結婚によって母ノートレットを娶ったのでは無く、母の「クワイエット・ゼロ」計画に賛同して結婚したという事を聞かされるのでした。しかし、まだその計画を継ぐつもりは無いようです…。

 

 とまあ、分割2クールだというのに、ずいぶんとまあ「フォルドの夜明け」の内情に突っ込んだ内容となってしまいましたが、こんな事で、果たしてホントに2クールで終えられるのでしょうか!? 外伝作品の他にも、サード・フォースシーズンが無ければ、この『水星』の伏線を語り尽くす事は出来そうには無いと思うのですが…。