果たして「UC NexT 0100」プロジェクトは上手く行ってるのでしょうか…? | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 『機動戦士ガンダムF91』の劇場公開から、本日で32年が経ちました…って、何かハンパな年数だなぁ、と思った貴方は甘い。何しろ、ファーストガンダムの放送が開始された1979年から、宇宙世紀における一年戦争からコスモ・バビロニア建国戦争までと同じ44年もの歳月が、現実世界で経ってしまったのですから。もっとも、私の『F91』に対するスタンスは、以前書いた時と何ら変わりは無く、それから心変わりして好きになった、などという事も特にありませんが。

 

 それにしても、宇宙世紀2世紀目を盛り上げようという風潮は弱いですねぇ。大体、『閃ハサ』の映画第2弾はいつやるんだ!? 以前も書いた通り、一年戦争物やジオン残党物の人気があまりにも根強い為か、一年戦争の外伝作品は到底「一年」では収まりきれない程存在しているのが現状ですし、戦後もジオン残党を扱った作品が山程制作されているおかげで、「ジオン残党は畑から取れる」「ゴキブリの如く湧いてくる」などと揶揄されてる有様です…。

 然るに、宇宙世紀2世紀以降の時代を舞台とした外伝作品は、ダムエーで『クロボン』シリーズや『F91プリクエル』、『ファステストフォーミュラ』が頑張ってる位で(それにしたって『クロボン』シリーズの奇抜極まるMSのデザインには頭を痛めるばかりですが…)、マスグレ版F90に対応したF90 AtoZ PROJECT』のミッションパックも、だいぶ埋まっては来ましたが、そのほとんどが到底実用的とは思えない代物という事もあってか、中古店で大量に叩き売られてる始末ですし…。

 いっその事、この人気薄な『F91』(好きな人にはたまらないのでしょうが…)以降の宇宙世紀時代を無理して掘り下げるよりも、アメコミでよくあるように、宇宙世紀世界も、正史と並行した「マルチバース」の存在を認めて、ジオン独立戦争が「一年」どころか何年も続いていたり、宇宙世紀2世紀以降もジオンが存続していたりする世界線を設定してしまえば良いのに、と思いますよ。まあ、既にファーストの時点で、TV版に対する劇場版小説版といった「マルチバース」は存在しているのですが(ORIGINや『サンボル』も、ある意味ファーストのマルチバースであると言えますね)。しかし、「あの人」の眼の黒い間無理かな…