昨日行なわれた参院選において、与党勢力は過半数を維持しましたが、日本維新の会を含めた改憲発議に必要とされる2/3の議席には届きませんでした…。
今回、自民党は改憲を目指して選挙活動を行なってきましたが、10月の消費税の10％への増税は予定通り行なうとする「二兎」を追っていたのも、敗北とは言わないまでも、今一歩及ばなかった要因だったのではないでしょうか。いや、「一兎」は得たのでしょう。しかし、その消費税10％への増税の不満を逸らそうと、食料品の軽減税率を持ち出してたりしますが、私に言わせれば、これは正露丸と下剤を同時に服用するようなモノで、こんな目先だけの対策では、消費者の不満と混乱は高まるばかりでしょう。
しかし、今回フルアーマー枝野率いる立憲民主党が躍進したというのが解せません。みんな、あの10年前の悪夢を忘れてしまったのでしょうか…?