こんにちは、久しぶりにブログを書きます。ハマダです。
先月から今月にかけ、認知症実践者研修を受講していました。
認知症介護実践者研修とは、認知症高齢者がその有する能力に応じて自立した生活を営むことを支援できる、実践的な認知症介護の知識と技術を身につけ、どのようなサービス形態であっても福祉専門職として、認知症介護を展開できる能力を発揮できる力を身につけることを目的として都道府県が実施しています。
研修期間がちょうど事務仕事が忙しくなること、新規のご利用者様が数名重なったこと(ありがたいことですが
)などもあり、仕事はどんどんたまるし、レポートはあるしでなかなかハードな期間でした。
とはいえ、他社の同業者の皆さんとグループワークをしていくのは楽しかったです
症状に対する対応や対処に目が行ってしまうけれど、その背景や想いを考えて、安心して暮らしていける場を作っていく。「認知症」と一括りにしてしまわず、1人の「人」であること。
そんなことを思い返させてくれるありがたい研修でした。
「あなたの心のよりどころ」の理念もここに集約しているんだなとしみじみ思ったりもしました。
他事業所の話を聞いていると、保育園を併設していて園児と交流がある、近所に大きな公園があるなど羨ましいこともいっぱいありましたが、ハード面にはない、ソフト面でのここの良さを感じることもできました。この機会ををフォローしてくれたスタッフにも感謝しています。
ありがとうございました。
さて、まんぞく介護では、こちらのデイサービス以外にも半日型のリハビリデイサービスや訪問介護、居宅支援事業所、福祉用具などを事業展開をしています。(詳しくはホームページをご覧ください。http://manzokukaigo.com/)
月に数回会議や研修を合同でしています。
今月はデイサービスの担当だったので、調理実習をしてみました。
普段利用者さんに提供しているのと同じスタイルです。手を洗ってもらい、エプロン三角巾をして、消毒をして、グローブを着用してもらったら調理スタートです。
メニューは「にんじんしりしり」
手順の説明を受け、人参を千切りし、炒め、味付けして、卵を割って溶いたものを入れ味付けつけして盛り付けたら完成です。
文字にしてみるとわずかこれだけ。でも実際にやってみると難しい。
まず、包丁をあまり使ったことがない男性スタッフがいたり、片手だけでやってもらったり、利き手と逆の手で切ってもらったり。1品だけなのに、思いのほか苦労しています。
片手でも卵を割るのが上手な方もいます。
こう考えると、普段こちらにいらしゃってる皆さんはすごいですね、本当に。
この実習が、皆さんの想いや困っていることへの想像力につながるといいなと思います。
ついでに家庭でのレシピに加わってくれたら嬉しいな。
何かを一緒にやるって素敵なことですね
ハマダ