3年前に定年して、縁あって中国外資系の日本法人研究所で技術顧問として約3年。
65歳まではと働くつもりで後1年半だったのですが、この度色々あって辞めることにしました。
中国はアメリカとの貿易戦争(?)状態で、日本法人とは言え本社は中国なので社内も敏感になっていて、私のような60過ぎてから採用された技術顧問がこの半年間で9人辞めて行きました。
辞められる皆さんの(コロナの影響で)送別会も出来ず、密にならないように会社近くで昼食送別会。
その際に皆さんが一様に口にしたのが、不満と後悔でした。
聞けば、ある日突然メールが使えなくなった、とか、プロジェクトから外されたとか、コロナで時差通勤してたのを9-18時の定時勤務にするように命じられたとか、様々でした。 で、皆さん、ある日突然契約打ち切りを告げられたと。
で、実は私も1ヵ月前にメールが使えなくなりました。 同様に時差通勤も認められなくなりました。
ああ~、、、これは私に順番が回って来たな、と感じました。
まだ会社からは何も言われてないのですが、これはじわじわと窓際に追い込んでるなと。
であれば、会社から契約打ち切りを告げられる前にこっちから辞める意思表示をしようと決めた次第です。
数日後、中国人の上司に
「私の契約更新の話しなんですが、」 と言ったら
「次回更新時期の1ヵ月前に更新するかしないかを決めるから」 と言うので、 この野郎! もう更新しないと決めてるんだろうが! と内心叫び、
「いや、そうじゃなくて、私が更新しないつもりです」と言ってやりました。
キョトンとした顔で、
「どうして?」 と聞かれたので、
「打ち首(解雇通告)になるようなみじめな思いをするなどあり得ない、ならば切腹(こっちから辞めてやる)して自我を通す!」 と。
ただ、この日本人の感覚、美意識は中国人上司にはピンと来なかったのかも。
向こうからすれば手間が省けた! と喜んでいるのだろうが、浅はかな上司だ!! と嘲笑できただけでもスッキリしました。
日本人を、なめるんじゃねぇ!!!!
65歳まで後1年半、 さあ、新しい仕事を探さねば!
(内心、この年齢と今の社会情勢では仕事の見つかる可能性は低いだろうな、と覚悟してますが、きっと新しい縁があるかもしれないので、それまでは諦めないぞ!)