ManzamineAのブログ

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私は現在、キャリアコンサルタントという妙な名前の国家資格の取得に向けて勉強中である。

 

この資格を取得した後に実施できうる仕事の一つが、『キャリア教育』である。

 

現時点でのキャリア教育では、古典的に続けられてきた『正社員神話』が未だに跋扈している状態だ。しかし、現状ではどんなに努力を重ねても『正社員になれない』人々が必ず一定数出るという日本の労働市場の構造がある。

 

巷に溢れる書籍でも『正社員を目指す』的な書籍は見受けられるが、『非正規雇用になってしまったらどうするのか?』というような書籍はあまり見かけない。

 

正社員って、ほんとにすごいのであろうか。確かに、安定はしているし、厳しい競争を勝ち抜いて得た社会的に誇れる立ち位置であろう。

 

とはいえ、総務省の統計(だったっけ??)によると、企業の寿命は大企業で30年、中小企業だと17年前後というデータがあったような気がする。うろ覚えですみまそ。。。

また、一度、百戦錬磨の競争を勝ち抜いてえた正社員の称号を社会から奪われて非正規雇用になる人の割合は、37%にも及ぶらしい。

 

先人たちが作ってくれたレール、終身雇用制度は崩壊しつつあると言われている。そんな現代だからこそ、個人の能力や専門性を高めて、いつ何時でも雇用されうる能力を高める努力・研鑽が必要になってくると思う。

 

この時代に生まれた人は大変だ。ただ、希望はあるような気がしていて、正社員ではないということは、自由度が高くなるということでもある。居住地や、ワークライフバランスを自分で設計して職業生活を送れる可能性も開かれてきたことでもあると思う。

 

企業からの依存から脱却し、なりたい自分になりやすいのでもなかろうか。そのためには、やはり自己研鑽。機会を逃すことなく観察する千里眼を鍛えること、そして、自身がどう有りたいかを非正規雇用のうちに考えおく。そんなことを日々怠らずに継続していると、どこにでも雇用される能力や、または組織に囚われずに個で生きていく道も自分で設計できるようになるのではないかと思います。