manyo238さんのブログ-LHCHeavyIon3.gif
画像提供CERN ATLASEXPERIMENT


これは、2010年11月04日11時44分に観測されたATLASEXPERIMENT鉛衝突実験(11月7日~12月6日)のデータである。

一見するとただのイベントだが、時計10時方向に大きなエネルギー角度分布がある一方、4時の方向には、ほとんど反応がない奇怪なイベントである。
基本ジェットは対になって発生することが多い。

では、なぜジェットが消えたのだろう!?

その要因は、ATLAS内部でクォークグルーオンプラズマ(以下QGP)が発生して、ジェットエネルギーを吸収した為だろうとされている

なんにしろ、今回の結果はQGPを裏付けるだけでなく、その性質の解明にも一役買いそうだと思う。

今後、大いに期待ビックリマークビックリマークビックリマーク
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