mia's room -7ページ目
すきなひとのてのひらが
すぐそこにある
そんなまいにち
おだやかなくらし
あのひとのてが
すきだったなぁって
そんなことをおもいだす
セミの声がしないことに
ある日ふと気が付いて
過ぎ去った夏を想う
けれども
一体それが
いつからだったのか
考えたところで
まるで分からなくて
彼らの方がよっぽど
夏を謳歌している
かもしれないと
思ったりする
窓の外では
鈴虫が鳴いていて
秋が来たような
気分になる
たとえば
あと1分しか
生きられないとしたら
わたしはあなたに
キスをするだろうか

