１１月にキャンプに行った時のお話の続き
2日目の朝です
気温は２度
さすがに寒かったけど、オッちゃんも私も朝までぐっすりでしたよ
かなでは私の寝袋の中に入り込んで寝てたから、ポカポカだったと思うけど〜
なごみはどうかと心配してたんですが、なごみの寝る場所も、寒さ対策を色々としたので夜中動き回ることなく寝てくれたみたいです
朝んぽに行きましょうかね
これが私たちがやってしまった失敗
前日、夕飯の買い出しにアピタに行った時のこと。
私が買い物に行っている間、オッちゃんがアピタの周りを散歩させてくれてました
買ってきたものをクーラーボックスにしまって、さぁ出発ってキャンプ場へ向かったのですが…
その時、散歩バッグを車に片付けるのを忘れて…
駐車場に置きっ放しにしたのです
散歩バッグなので、中身はロングリードや水を飲むカップや、ウンチ袋が入ってるだけなのですが
何が大変って、お友達のコギさんのママが作ってくれた世界に一つだけのなごかなバッグだという事
なごみとかなでの名前の入ったかばん。
お出かけの時だけの特別なかばん
これを置き忘れてしまったことが事件なのです
気づいたのはアピタを出てから２時間後くらい。
夕方の散歩に行こうとした時でした
慌ててアピタに連絡したのですが、そんな忘れ物は無かったとのこと。
でもオッちゃん、車に積んだ覚えがないから、間違いなくアピタに忘れた自信があって…
自分の目で確認するまで納得出来ないので、アピタまで戻ることに。
岡谷市のアピタまで、片道３０分の道のり。
ただ、この道がなかなかのくせ者で
このマップだと分かりにくいですが、このくねくねしてるところ。
山道で上り下りが多く、カーブも１６９個もあるんです
時刻は５時過ぎ。薄暗くなった山道は電灯も少なくかなり怖い
急カーブもあるのに、かばんを無くした焦りからか、スピードが速いオッちゃん
自分が積み忘れたと責任を感じてしまっているようで、ずっと無言だし
オッちゃんだけのせいじゃないのにね
私も確認してなかったし…
慌てなくて良いよと言ったけど、やっぱり気持ちは急いでしまいますね
色んな意味で怖い道のりを３０分かけて戻ると、やっぱり駐車場にはかばんはありませんでした
金目のものは入ってないから、誰かが持って行くなんてことあるわけない。
でも何でないのか、全然分からず…
コーギー好きな方が持っていったのかしら…？
でも名前入ってるんだよ？
財布が入ってると思って持っていったとか…？
でもぱっと見で散歩のグッズしか入ってないの分かるよね…。
色んなこと考えたけど、やっぱり見つからず…
落ち込んだ空気のまま、キャンプ場へ戻ります
帰り道はさすがにあの道通りたくなくて、ビーナスラインという有料道路の方へ
有料道路、道がまっすぐで、やっぱり早い
そりゃそうか
２５０円くらいだったし、ケチらずに最初からこっち通れば良かった
帰りは快適ドライブで…でもまた無言のオッちゃん
こんなの、せっかくのキャンプが楽しくないよね
キャンプはキャンプで、楽しもうよ
と、オッちゃんに声をかけました。
時間はもう６時半過ぎ。
お風呂は諦めて、夜の準備しなきゃ
2人ともかばんのことは気になっていたけど、その日の夜はご飯や焚き火を楽しんで寝たんです
なごみとかなでを忘れたわけじゃないから、良いんだ〜って
お友達のママさんにはごめんなさいしなきゃ
そんなこと思いつつ、朝んぽ
キャンプ場の朝はいつも気持ちが良い
空気も美味しい場所に来てるからか、朝が弱い私たちでも早起きして散歩したくなります
なごかなも朝の散歩はとっても楽しそうに歩きます
いいことあると良いね
かなでが言うんだから間違いないね
朝ごはん食べて、温泉でも入って帰ろうか〜
前日少し落ち込み気味だったけど、2日目は片付けすら楽しめるほど回復したオッちゃんとママさん
ふとここで、オッちゃんが「アピタから一番近い交番に連絡してみる」と言い出して。
ぇ〜…散歩バッグなんか交番に届ける？
とか入ってるんだよ…？
とか思ったけど、ダメ元で電話してみました。
私「犬の散歩バッグを忘れたんですけど…」
お巡りさん「あ〜…そんなようなのあった気がしますねぇ」
…。
……えっ
散歩バッグの特徴を教えるように言われたので細かく話すと
間違いなく届いてるとのこと
まさかの交番に届けられてました
アピタの駐車場で無くしたから、アピタのサービスカウンターに届けるだろうと思い込んでいましたが
そうだよ、落し物って普通交番だよね
拾ってわざわざ交番に届けてくださった方、ありがとう
落し物は、最寄りの交番から、岡谷市の大きな警察署の方に集められるらしく、そちらに取りに行くように言われました。
帰りに温泉に入りに行こうと話していたけど、それよりも、早くかばんを手に入れたい一心で、車を岡谷警察署へ走らせます
またあの怖い山道を走ったのですが、2人とも見つかった喜びが大きくて、昨日あんなに怖かった道が、ぜーんぜん怖くない
昨日あんなに重たい空気で走ってた道のりが、「まさかの交番だったね
」と大盛り上がり
」と大盛り上がり３０分かけて警察署に到着すると
オッちゃん小走りで取りに行きました
そして待つこと２０分。
無事、帰ってきましたよ、なごかなバッグ
拾得物の付箋が貼ってありました
もう忘れちゃダメだよと、注意を受けてきましたよ
何回も洗濯して色あせてしまったかばんですが、我が家にとっては宝物
もう無くしません
本当だね〜
気をつけないといけないね
キャンプ場を出る時はいつも二人で指差し確認するので、今まで忘れ物はないですが
ふと油断した時に大切なもの無くしてしまうことがあるのだと
今回のキャンプで痛感しました。
楽しい旅にするために、これからも二人で確認しながらキャンプしていきたいです
次回へ続く
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