ふっ、と
思い出してしまった、
一年前のこと。
措置入院してたんだよなぁ。
(参考記事→措置入院に至るまで)
措置入院して
約2年ぶりに薬物治療が始まって
私は躁転していた。
のだと思う。
iPodで音楽聴きながら
ほとんどの時間を歌って過ごした。
看護師さんや患者さんに話しかけまくって
迷惑がられていた。
今は病室からほとんど出ない私が
デイルームでテレビを見ながら
患者さん達と談笑していた。
睡眠時間は毎日4時間程。
それでも毎日元気だった。
今考えれば、
あり得ないことばかり。
私は本当に双極性障害なんだろうか。
薬によって引き起こされたものなんじゃないか。
その疑問は、
今も消えない。
9/20に退院して、
鬱転した。
パーソナリティ障害の症状が
強く出ていた。
振り回したかった、
わけじゃない。
結果として私は
夫を、子どもたちを、周りを振り回し続けて
今年の1月、
離婚して親権を失った。
私は何がしたかったんだろう。
こんなはずじゃなかったのに。
取り返しのつかない日々。
毎日がジェットコースターに乗っているかのような
自分でも予測不可能な日々だった。
1月末に実家に戻ってきてから、
私はまた躁転していた。
ように思う。
再出発だ!
と意気込んでいて
何でもできる気がしていたし
とんとん拍子に仕事も決まり
何も問題ないと思っていた。
今思えば
そんな状態の私を診て
初診で双極性障害と診断した主治医はすごいな、
と思う。
前の病院からの紹介状には
「パーソナリティ障害」
「解離性障害」
「ASD(自閉症スペクトラム)」
としか書かれてなかったのに。
措置入院から一年経った今も、
私は入院している。
もう、6ヶ月目。
病状も落ち着いてきたし、
私自身、
変われてきていると思う。
将来への希望も、
持てるようになった。
私は、
生きたいと思う。
そう思えるようになっただけで、
入院した意味があったと思う。
これから、
グループホームに入って、
自立のために訓練していく。
楽しみでもある。
私は、
生きていこうと思う。
辛いこともたくさんあるけれど
生きていきたいと、思う。