FL系のシビックは
BOSEプレミアムサウンドシステムがe:HEVとEXに設定されています。

シビックの室内環境に合わせBOSE社と共同開発した
12スピーカー搭載のオーディオシステム
まるでコンサート会場にいるような臨場感を全席で味わえます。
1_ミッドレンジスピーカー(8cm)
2_ツィーター(フロントピラー)
3_ワイドレンジスピーカー(17cm・フロントドア)
4_ツィーター(リアドア)
5_ワイドレンジスピーカー(13cm・リアドア)
6_ミッドレンジスピーカー(8cm)
7_サブウーファースピーカー(20cm)

Centerpoint サラウンドテクノロジー
左右2チャンネルのステレオサウンドを、マルチチャンネルに変換し
臨場感豊かなサラウンド体験を実現します。
Dynamic Speed Compensation
音楽の音量レベルと車速に応じて
低音域とそれ以外の複数の帯域を自動的に最適な環境に。
運転状況によらず、 快適なリスニング体験を実現できます。
出典元:HONDA

 

すごいですね~、憧れます。
そして、シビックタイプR(6BA-FL5)にはこのボーズプレミアムサウンドシステムのオプション設定がありません。

FL1には
8スピーカーセット(フロント・リア4スピーカー+フロント・リア4ツィーター【ビルトインタイプ】)
がオプション設定されています

 

これは実はツイーターのコネクタはホンダ専用設計ですが、本体はケンウッドでしょうか。


シビックタイプR(FL5)ではこのディーラーオプションは設定されていませんが
当たり前ですが、取り付けることは可能の様です。
ただ、シビックタイプRにはアクティブサウンドコントロール*が装備されているので、音色が変わる理由から、メーカーはタイプRへのこのハイグレードスピーカーシステムの装着を不可としているようです。

 

そして、YouTubeなどでFL5(タイプR)にこのスピーカーを取り付けた先人の方々の感想は、
みなさん一様に同じ感想で
「パンチがない、中~高温がシャカシャカ鳴って低音が鳴らない」
の様です。

純正のバランスが非常に良いようです。

なので、今回自車のスピーカー交換に当たって、まずはDSPを取り付けて、低音~高音のうちの不足領域を補正できるようにしました。
入れたのはこれです。

 

 

PUZU PZ-C7(¥17956)

 

理屈はよくわかりませんが、これを入れるだけで純正スピーカーのままで劇的に音質が改善されました。

 

次に考えるのは、本命のスピーカー交換っですね。

 

そこで問題になるのが、ホンダの純正スピーカーの取り付け位置です。
ドアのスピーカーはここです。


外すとこんな開口部です。


そもそも開口部が真円ではないんですよ!
 

奥行きはだいたいこんなものです。

 

で、高さはここまでは大丈夫の様です。

 

純正スピーカーは3か所で固定されていますが、その穴をそのまま利用するとすると
その穴が円にかぶりますね。

 

ショップなどでのスピーカー取り付けは、この部分を切り取って外側にバッフルボードの取り付け用の穴をあけているのを見かけました。

私は一か所穴をあけ、⇒の3か所でバッフルボードを固定しました。

 

そうすると、スピーカーの取り付け部にちょっと鉄板がはみ出します。

 

前述のシビック用のオプションスピーカーだと、PLUG&PLAYでポン付けできるようです。

 

最終的にはこの鉄板に当たることなく取り付けできましたが
スピーカーの形状によっては当たる可能性もありそうですね。
私はこれを選びました。

 

 

完成の写真です。

 

 

最後に水滴の問題です。
 

シビックタイプRは、私の自動車遍歴17台目で初のホンダ車ですが
このスピーカー裏、めっちゃ水が浸入していてビビりました。

 

雨の翌日に作業をしたら、ビシャビシャでした。
窓ガラスを伝った水滴は、外版と内板の間の隙間を伝って下の穴から出るようですが、
これほど濡れる設計は、ホンダ車が初めてです。

作業中に周囲も雨のしずくが飛び散って濡れるほどに、濡れ濡れです。

画像では見えづらいですが、当然この穴の奥はさらに濡れ濡れです。

 

ここまで濡れると、水没に近い印象で、社外品のスピーカーに変えて大丈夫か心配になります。

 

大丈夫なのでしょうか?

 

とりあえず何年かして開けてみたいと思います。

 


*アクティブサウンドコントロール
どんな技術?
エンジン回転数と同期したサウンドをスピーカーから車内に発することで、回転数に応じた加速サウンドを実現します。
エンジン回転数の上昇に合わせて音質や音量が調整されたエンジンサウンドにより、Hondaらしい走りを体感することができます。
仕組み
ドライバーの意志はアクセル開度やエンジン回転数に表れます。
「アクティブサウンドコントロール」は、開度に応じて車内に聞こえるエンジンサウンドの音質を高めるシステムです。
また、アクセル開度が小さい高速道路などのクルーズ走行時はエンジン音量が小さくなるのに加え、アクティブノイズコントロールが作動して不快なこもり音を低減させます。


引用元:HONDA