フライング出産記録

まさかまさかのフライング続きで
気づいたら母親になりました

思えば妊娠も、
望んでからなかなか
出来ない可能性もあるし、
そろそろ解禁でいいかな～
と、
気軽に考えていたら即妊娠

嬉しい反面、
自分にとって初めての
部署異動があった年で、
いろんな研修を経て、
これからやっと一人前に
働ける…て時期だったし、
ロッキーも
大阪転勤になったばっかりの
時期だったから、
戸惑う気持ちも大きかったです

突然やってきた妊婦生活、
終わるのも突然で…

前の日から、
どうもお腹のハリの頻度と度合いが
いつもとは違うなって
感じではあったものの、
その夜もお腹に違和感を感じながら
寝てたけど…

朝起きてトイレに行ったら
かなりしっかりした出血で、
これがおしるしか
と驚いたのもつかの間、
ひどい生理痛みたいな痛みが
定期的に続いていて、
念のため時間間隔を計測したら、
三分～五分間隔

とはいっても、
初産婦でも十分間隔を切ったら
病院に行くレベル。

三分～五分なんて、
既に産まれそうな人の間隔なんじゃ

って半信半疑でした。
だいたいまだ予定日まで9日もあったし、
数日前の検診でも、
産まれる予兆なんて
一切なかったんです

痛みもまだ耐えられるレベル、
そのまま普通に起きて、
悠長にかぼちゃマフィンを
朝食に焼いて食べてました…

そしてそれから、
新居の最終立ち会いに行って、
『いやーお腹大きいですね～』
『今日お腹痛いんですよ～
もういつ産まれても
いいタイミングですよね～』
なんて、
呑気な会話してました…

その数時間後の運命も知らず…

そして家に戻って11時半、
いっこうに収まらない痛みに
疑問を感じ始める私…

陣痛アプリを超特急で
ダウンロードして、
一時間痛みの間隔を
改めて計測してみると、
やっぱり三分～五分間隔、
痛みの継続時間30秒～45秒くらい。

この定期的な感じ、
どう考えてもおかしいよ

と確信したので、
『何言ってるんですか～
前駆陣痛ですよ』
って言われるのを覚悟で、
病院に電話してみると、

まさかの
『それ陣痛かもしれません。
入院準備して病院に来てください』

『えっ……』

完全に油断してました。
事前にやろうやろう思って、
入院準備終わってませんでした…。

でも、たまたま前日夜に、
一切進んでなかった入院準備品のうち、
買おうと思ってたものは
買ってあったんです

思えばこれも、
なにか虫の知らせだったのか…

とにかく、
大慌てで準備をして、
ロッキーと車で病院に向かい、
到着したのが1時過ぎでした…

その頃には、
痛みのあるタイミングでは、
歩くのが辛いくらいの
痛みを感じるようになってました…



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