高原列車は行く | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

イメージ 1舟木さんの「高原列車は行く」
 
懐かしのメロディの定番です。
浮き立つような軽快なメロディと、夢のような情景に、人々は憧れと
希望を乗せて、歌ったことでしょう。そして今でも。
舟木さんの歌声も、ひたすら明るく、快調に高原を走り続けます。
 
舟木さんに再会した頃、カバー盤「青い山脈」を聴いたことがありました。
映画も明るい、歌声も明るい、でもただ明るいだけじゃない何かが感じられる。
舟木さんの声にどうしても出てしまう哀感というか、情感のようなもの、
それは声楽家出身の歌手からは感じられないものだったのです。
 
朗々とした美声でクラシック出身の歌手が歌う、希望に溢れた明るい歌、
この点では、「高原列車は行く」と「青い山脈」は共通点のある曲のように
思えます。
 
でも、舟木盤「高原列車」は軽快なメロディに乗り、、屈託の無い、はつらつ
とした歌声だったので、こちらを聴いたときは、何だかホッとしちゃいました。
若さを溢れさせ、明るく、テンポ良く高原を走っていたから。
 
ここには 「古い上着」も「さみしい夢」もなく、広がるのは「明るい青空」や
「白樺林」であり、峠を越えれば「夢見るような五色の湖」だって・・・
丘灯至夫さんの詩の世界満開ですよね。
花束を投げてくれる牧場の乙女は・・・
きっと丘さんの憧れであり、願望であったのでしょうが、裏磐梯を走る高原列車に
託して、そんな夢のような、明るい情景を想い描かれたのでしょう。
 
この曲を「ランラララ~ンラ ランランランランランラ~ン」と歌えば、緑豊かな牧場、
希望と青空の広がる、そんな世界に、今の私たちでも一足飛びに行けそうな気も
します。それが今でも懐メロの定番として生き続けているこの曲のヒミツかも知れ
ません。
 
浮き立つようなメロディと歌詞そのままの情景に遊びたい、という夢は、
もちろん、舟木さんの歌声付きでお願いします。