なぜ    こんな病気があるのだろう

なぜ    自分がこんな病気なのだろう

ああ、そうか、病気になったら負けなんだ

何をするにも他人がする世界

尊厳もプライバシーも羞恥心もなくなる

怒鳴りたくとも

殴りたくとも

文字とおり

手も足もでない

動かない身体を

目一杯恨んだ

手を動かすことも

食べることも

できない

話すことも

呼吸することすら

できない

できない   できない   できない 

ばっかり

そして、できないは

増えづつける

それでもあの日 

自分には死という選択はなかった

子供達のためにも生きていたかった

この病気が治る未来があるなら

みてみたかった

人は死ぬために生まれてきたんじゃない

生きるために  

生まれてきたんだ

生きることが許されるなら

生きなければならない

生きたくても

生きられなかった人の分まで


生きるか死ぬかではなく

自分らしく生きるために

心はずっと寄り添っていたい

どうか、神様、おねがいします

@midtown