2021.10.9-10

 

天気予報とにらめっこ。

そして1泊2日で月山行きを決めました。

 

乗鞍岳もそうだったけど、月山ももう長いことスキーで行ってるけど・・・

スキー始めた年から行ってたっけ。

頂上に行ったことはなかった。

 

雪いちめんの初夏の月山はとてもきれいで歩きたいな、って山歩きする前でさえ思った。

山歩きするようになって知ったのは、いちめん紅葉の月山。

白くない月山を見に行こう、と思ってからずいぶんとたっちゃったな。

 

スキーではないので、夕方までに宿にチェックインして、翌朝早くから歩けばいいから、

例によって下道ドライブです。

 

勝手知ったる志津の宿に泊るか、これまた勝手知ったる寒河江のビジネスホテルに泊るかだっけど。

あいにくと志津のお気に入りの宿がこの日営業していない、ということで寒河江のビジネスホテル泊となりました。

ここの温泉の泉質がとても好きなのだけど、いつもスキーのときはぎりぎりの時間にチェックインするものだから

ゆっくり入ったためしがない。

今回はそれが楽しめる。

 

なんどか通ってかなり道に慣れてきた東北方面の道をのんびりと走り、

寒河江のビジネスホテル「ホテルサンチェリー」にチェックイン。

温泉にのんびり入って、翌朝早くの出発のために早寝しました。

 

朝天気を見るとどんより。

雨が降らないといいけど。

 

姥沢駐車場はそこそこ埋まっており、すでに出発した人や準備している人、バスも来てきます。

空模様はあやうい・・・

カッパを着ることにならないといいけど、と思いながらリフト乗り場を目指します。

行きはリフトなし、帰りにリフト乗って帰ってこようと思ってます。

リフト乗り場に行く途中に登山道があるらしいのだけど、手持ちの地図だといまひとつ不安あり。

しかし、なんとか協力費を払うところでおじさんが教えてくれ、途中迷っている人には知ったかぶりして

教えてあげました(笑)

 

しばらく木々がうっそうとしている中を歩くと、まもなく開け、周りの紅葉に立ち止まることに。

そしてしばらく歩くと木道となり、こりゃスニーカーでも登れちゃうな〜と思ったり。

ここからは圧巻の眺めなのだけど、あいにくと霧雨のような雨が降ってきて、カッパを着たり、

脱いだりの繰り返しとなりました。

しかし振り向くと雲海が。

 

そしてぱーっと開けると!

 

いつもは真っ白な山肌が色づいてます。

 

このあと青空が顔を出したかと思うと、ぐんぐんと青空が大きくなり、紅葉がさらに美しくなり

立ち止まる回数が多くなり、なかなか前に進めなくなります。

 

 

牛首という分岐に来ました。

スキーで牛首の急斜面を滑ることが楽しみのひとつなのだけど、そこの斜面よりももっと月山よりのようです。

左に行くと姥沢、右に行くと頂上。

休憩場所もところどころにあります。

 

ここから先は稜線反対側や、姥沢の方面も見えるため、ほんと前に進めません(笑)

 

そして徐々にガレ場となり、ここでスニーカーは無理だなと思い直し。

牛首分岐で姥沢に向かうのなら問題ありませんけど。

実際下山時はこちらに行ったけど、リフト使っての観光で少したくさん歩こうとしてる人たちのコースみたいです。

 

頂上直下にある山小屋はすでに終了。

そして頂上の神社ももう店仕舞い。

お参りすることはできますも

 

8合目からのルートより、私が登ってきたらルートのほうが紅葉が綺麗なので、こちらをおすすめ。

写真撮ってゆっくり来たのにもかかわらず、2時間ほどでした。

帰り道も長いので早々と下山します。

朝早くに出発したせいで、登りの人が多い多い!

短時間で登れるから、私だって近所に住んでいたら高尾山感覚になると思うな。

 

途中のベンチも満席、

牛首から姥沢へ向かうルートもたくさんの人。

そして姥沢頂上も、リフトから歩いてくる人もたくさん。

 

姥沢頂上から、鳥海山が見えるらしいけど、あいにくとモヤって見えませんでした。

リフトのほうを見ると、

 

 

リフトに向かうくだりは、いつもTバーがあるあたりか。

この斜面を滑ってるのかぁ、としみじみ眺めたり。

 

そして、いつもの月山看板の前でパシャ。

 

なんとリフト沿いがまた素晴らしい景色。

下り線なので、写真撮るとリフトのワイヤが入ってしまう。

 

上り線ならばっちり撮れますよ。

このリフトを乗り降りするだけでも満足じゃないかな。

リフト乗り場までの坂道を歩く必要はあるけど。

 

東北の山は遠いけど、惹かれるところが多いので躊躇しないで足を向けたいとしみじみ思いました。