始業式、みたいなものがあった記憶はなく、いきなり授業が始まったと記憶しています。
クラスによっては、下級生と一緒になることもありました。
もちろん私の英語力の問題もあってガックリ・・・

映画とかでおなじみのように、先生が教室を移動するのではなく、生徒が教室を移動します。
それも5分とか短い休み時間の間に。
トイレに行くひまもない。

けど、10時のおやつみたいなちょっと長い休憩時間があります。
ここでハマったやばいお菓子がクッキーです。

スタバにあるクッキーと言えば想像がつくでしょうか?
それまで日本で食べてきたクッキーとはぜんぜん別物。

最初は、ものすごく甘いし、何これ~!と思っていたのに、
いつしか病みつきになり苦笑い
いつしか大好きなクッキーになりましたハート・はーと

お昼になると売店で、ジュースやブリトーを買うことができます。
他に何を売られていたのか記憶にないのですが、ブリトーだけはよく覚えています。
好きだったからかな(笑)

ランチは基本的に朝、家でサンドイッチを作って持っていきました。
「サンドイッチバッグ」というものがスーパーに売られているのにびっくり。
いわゆる食パン(日本のとは大きさが違うのですが)サイズのプラスチックバッグです。
これに超簡単なサンドイッチ・・・・ピーナツバターやジャムや。
ピーナツバター&ジェリー、定番子供大好きレシピですね。
間違っても卵サンドとかツナサンドなんてありません(笑)
ハムサンドは作っていったかも。

余談ですが、日本に戻ってしばらくたってからもこの超簡単サンドイッチは
私の身体にしみこんでしまったのか、頻繁にこのサンドイッチを作っており、
日本の手間をかけたサンドイッチを作ることもなくなったのか。
ある日友達に、サンドイッチ持っていくよ!とこのサンドイッチを持っていったら、
何これ?って言われてしまいました。
こんなのサンドイッチじゃないよ、という意味らしい(笑)
私には立派なサンドイッチであり、いまなおよく作るものなんですけどね。

さて、このサンドイッチにポテトチップやリンゴを茶色の紙袋に入れて
持っていくのが「正しいアメリカのランチ」の姿でした。
お弁当箱に彩りよく作られた日本のお母さんのお弁当の素晴らしさ!

我が家(ホスト宅)では、フットボール選手もどきのケビンのためにと(?)
チップス類ポテチはもとより、アイスクリームアイスや甘いものの買いおきは
ありませんでしたので、サンドイッチとリンゴが定番メニューだったと思います。

ホストママは、スティック野菜をよく職場に持っていってました。
セロリセロリ☆と人参にんじん
私にはありえない・・・

学校ではソーダ類も買えたのでよく飲みました。
コーラでもいろいろなフレーバーがあり、家でまとめ買いしていたのは
SHASTA COLA
今でも好きなチェリー味をはじめ、ライムやレモン、そのときそのときで
パパやママが好きなフレーバーを買ってきていたようです。
乾燥している地域なので、喉がすぐに乾きますから、飲み物はかかせません。

ホームルームみたいな「基本のクラス」はあり出欠席も取られます。
名前を呼ばれて「ハイ」って答えますね。
これ英語でなんて言うんだろう、って耳をすませました。
イエスでもいいんですけど、ヒア(here)です。
yeahなんて気のない返事をする子もいますが、たいていはhere。

で、このホームルームでランチを食べることはできません。
というか、基本外です。外のベンチです。
雨の少ない地域のせいでしょうかね。

思い出すがままに話があちこちに飛びますが、雨が降ったのはほんとに
マレであり、そのためみんな傘って持っていません。
日本を出るときに折りたたみ傘を持ってきていましたが、一度も使わず
じまいでした。
雨になったら濡れる!
(最近は傘をさす人が多くなりましたけど)

授業中の態度が日本とはぜんぜん違います。
足を机の上に乗っけたり、
ガムを噛むのはあまりにも普通で、
髪をとかしたり、
自由きまま。

中には注意をする先生もいましたけど、ほとんどが「ちゃんと授業を受けている
ならば何をしても良い」という感じでしたね。


授業の終わりのチャイムとともに、教室を退出する、っていうのは映画で見てのとおり。
ホントです。
チャイムとともに先生がしゃべってようが何してようが、席を立って外に向かいます。
これは教室の移動時間が短いことにもかかわっていると思いますが。


服装も前回書いたように、制服のブラウス&スカート、もしくは襟のついたブラウス&
スカート、で通学ですが、お化粧については注意されることはありませんでした。
お母さんがお化粧ダメって言うのよね(ブツブツ)という子もいれば、
ばっちりメイクをしている子もいる、という感じ。

制服があるとは言え、
私立の高校とはいえ、
日本とは違ってかなり自由な感じでした。

16歳から運転免許を取れる国ですから、高校の授業にも免許取得の
クラスがありました。
安く取れるし、私も取れるものなら取ってしまいたい、と思いましたが、
日本の両親の強い反対で断念NO
もっとも免許を取ることについてはホストファミリーも反対でしたので、
私は素直に従いました(笑)

学校に来る手段は、免許を持ち、車を持っている子の車に便乗する方法
(お金は払っているようです、ガソリン代とか)、親の送り迎え、
そして私のようなバス通学。

学校に生徒用の駐車場があるわけですから、すごい違いです!