■ ななっぺと般若心経 | 狸公のぽんぽこりん日記

狸公のぽんぽこりん日記

ななっぺ親子の日記と私見の雑記帳。
なな ♀ 2010年7月 7日生れ   1.7kg
はち ♂ 2015年8月11日生れ  1.8kg
くぅ  ♂ 2015年8月11日生れ  1.6kg
父ちゃん ななの父ちゃんです。

な> 父ちゃん! この前ばあちゃん家に行った時、
   ばあちゃんが、
    ”ぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてー”
   ち変な歌を唄いよったけどあれな~ん?
 
父> あぁ、あれはねぇ、「般若心経」ちゅうお経や。
 
な> ふーん、般若心経ちゅうお経歌なんね、、。
   どんな歌?
 
父> この世のあらゆる苦しみから救われるにはどうしたら良いか、
   っちことを教えてくれる歌なんよ。
 
な> ふ~ん、、、そん苦しみっちゅうんは何なん?
 
父> 例えて言うと、ななっぺは何時もおやつ欲しいやろ?
   でも、貰える時もあれば貰えん時もあるやろ。
   どっちかゆうと貰えん時の方が多いやろ?
 
な> 父ちゃんはくれるけど、母ちゃんやお姉ちゃんは頂戴ダンスしてもくれん、、、、。
 
父> おやつ欲しゅうてももらえんやろ。
   その思い通りにならんことを「苦」ち言うて四苦八苦あるんち。
   生、病、老、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦なんよ。
 
な> ふ~ん、、産まれて病気して年老いて死ぬちゅうこと?
 
父> そんな思い通りにならんことが「苦」なんよ。
   それをどうにかしようち思うち、
   仏さんや観音さんが色んな修行をして努力したんよ。
   その結果を歌ってるのが、このお経っちゃ。
 
な> ふ~ん、、そうなん。
   そんでどんなったと?
 
父> 観音さんがね、世界の物事の本質を見極めようと一生懸命修行をしてた時に、
   この世界のあらゆること、物も心も含めて全てが「空」なんやち気付いたんよ。
   その結果、あらゆる苦しみを苦しみと思わなくなったんち。
 
な> 父ちゃん! そん「空」ちな~ん?
 
父> それを、観音さんが舎利のおいちゃんに説明したんが、これから話すこつなんよ。
 
父> 今生きちょるこの世界は120億年かそれ以上前にちっちゃな熱い火の玉に始まったんよ。
   そしてその火の玉が大きく膨らんで今の世界になったっちゃ。
 
な> 火の玉ん中におやつがあったら真っ黒焦げやね!
 
父> おやつは、そんずーっとずーっと後じゃないと無理っちゃ。
 
な> なして?
 
父> 最初は熱いだけで、なーんも物が無い世界やきに。
 
な> ななちゃん、おやつが無い世界とか好かん!
 
父> 世界が膨らみながらその熱がどんんどん物に代わっていって温度が下がったんよ。
   最初は、たぶんクォークとか呼ばれる物の元がいっぱい出来て、
   それがさらに色々結びついたり絡んだりして原子になって分子になったんよ。
 
な> よう判らんけど、おやつの元が出来たんやね。
 
父> 世界がどんどん膨らんで冷えてきたら、今度は分子たちが集まりだし、最初の星が産まれたんよ。
   宇宙にたくさんの明るく輝く星々が現れて綺麗やったやろね!
 
な> お空に宝石を散りばめたみたいやったんやろね。
 
父> でもこれで終わったんじゃないんで! 
   今度は、星の中で元あった物がどんどん違う物に変化していったんよ!
   物に変化するだけじゃなくて、また消えて元の世界に戻るのもあるんよ。
   そして星にも命の終わりが来て大爆発を起こして、爆発の力で又違う物に変化して、
   宇宙中に散らばっていったちゃ。
 
な> 星さんみんな爆発して無くなっちゃったん?
 
父> いんや、また新しい星ができて、その周りに散らばったものがまた集まって、
   星さんの子供みたいな惑星が産まれたんよ。
   そして、また爆発して散りじりになってまた集まってをあちこちで何度もなんども繰り返して、
   今のお空のたくさんの星や地球が産まれたんよ。
   でも、そうやって変化して今があるんやねちゅうのは、いろんな証拠から判ってきたけど、
   なんでそうなるんかは全然判らんのち。
 
な> 簡単に出来たんやないんやね。宇宙ってほんと不思議やね。
 
父> そして、今も次々と変化しよるとよ!
   この地球にだって毎日、宇宙から何万トンもの宇宙の塵ち言われるんが降ってきよるとよ。
 
な> えぇえ! ななちゃんの頭の上に宇宙の雪さんがそんなにいっぱい降ってきよると?
   ななちゃん、こん前降った雪さんは見たけど、塵さんとかは見たこと無いよ、、、。
 
父> ほとんどの塵さんはとても小っこいから見えんけど、
   大っきいんは流れ星になるき、時々見たことあるやろ。
 
な> ふ~ん、流れ星さんも宇宙から降る雪の大っきいのやったん。
 
父> 地球がぶっ壊れるくらいおっきいのもあったちよ。あのお月さんもぶっ壊れた痕なんち。
   そうそう、川さんや海さんの水やら、ななちゃんの元も、塵さんで降ってきたんちよ。
 
な> え~っ!!!
   ななちゃんち、宇宙からの塵さんやったん? びっくりやん!!
 
父> 違う違う!
   地球で産まれた最初の命ができた元が宇宙から降ってきた塵さんの中にあったちゅうこと。
 
な> そうなん! あ~、びっくりした!
 
父> 地球で産まれた命が何十億年もかけてどんどん変化してななちゃんや父ちゃんになったとよ。
   その何十億年の間に、地球が火の玉になったり氷ついたりして、何度も命は絶滅しかけたんよ。
   ななちゃんと父ちゃんがここに一緒に居るなんちゅうのも、ほんと奇跡なんよ。
   宇宙の120億年の中のたった20年くらいの間で! 宝くじに当たるより難しいで!
 
な> そうなん。父ちゃんとななちゃん、赤い糸で結ばれちょったんやね!
 
父> うん、そして、ななちゃんと父ちゃんだけでなく、
   他のワンコやニャン子やお兄ちゃんお姉ちゃんやおばちゃんおじちゃん達も一緒で~。
   虫さん達も花さん達もみんなみんな一緒の奇跡なんよ。
 
な> ふ~ん、ワンコ幼稚園のお友達もみんなそうなんやね。
 
父> うん、そうそう。でもこれで終わった訳じゃないんよ。
   地球はまた火の玉や氷ついたりするかもしれんし、
   最後は、お空の太陽さんも地球も、何十億年か先には爆発して、
   宇宙の塵になってあちこちに飛び散っていってしまうんよ。   
   そうなるち思うと怖いけど、どうしようもないんじゃが。
 
な> うそ~、、、、、そうなん、、、地球消えるん。
   ななちゃん、怖い、、、。
 
父> それと、目に見えちょるもんがその通りとも言えんので。
   今でこそ、X線とか赤外線とか色んな光を見る器械を使って、
   見える範囲が広がったけど、本当の姿は判らんのよ。
   他にも臭いや味や肌触りや音なんかも、全部本当のものは判らんのよ。
   その判らんちゅうのも判ってきたんで。
   
な> え~、、ななちゃん、お化けの世界に住んじょると!
 
父> ほんにそん通りかもね。
   父ちゃんも、怖いは、、、。
   世界の全てがこんな判らん状態やきに、
   四苦八苦の苦をどうにかどころじゃなくなったっちゃ。
 
な> 判らんかったら、どうしようもないよね!
 
父> そう。
   世界っちゃ、有るみたいやけど、
   確認も説明もしようがない、
   そんなお化けみたいなもんが世界なんよ。
 
な> やっぱお化けなんや、、、。
 
父> 観音さんは、修行をしていてこのことに気付いたんよ。
   判らんもんを、ああじゃこうじゃと思い悩んでもしょうがないし、
   お化けみたいな世界に生きちょるのは間違いないき、
   目の前の世界の姿をそのまま受け入れたんやち思うんよ。
   
   命あるもんは、死ぬもんやし、生れ変わるちゅうことも無いし、
   あの世も無けりゃ天国地獄なんちゅうもんもないち。
   判っちょるのは、今生きちょる事なんじゃち。
 
 
な> でも観音さんって、それに気付くだけでもななちゃんより偉いよね。
   ななちゃんはいつも目の前のおやつのことしか見えんもん、、、。あ~、恥ずかし!
 
父> 父ちゃんやち同じじゃ!
   観音さんは、このことを、舎利のおっちゃんに説明したんよ。
   形あるものはみんな、世界から生れた物が絡み合って出来、
   また形あるものはすべてまた元の物に戻り、世界に戻るんち。
   でも、そうなることは知ったけど、なんでそうなるのかは全然判からんのち。
   だから形あるものの中にある心も同じなんち。
   いつも変化し続けちょるんよ。
   けど、なんでそうなるのかは判らんのやけん、
   止めようもないし変えようもないんち。
   要は、どうすることも出来んのち。
   そして、心から生まれる煩悩も全く同じなんち。
   その説明しようの無い判らん世界のことを「空」ち言ったんよ。
 
な> ふ~ん、お化けの世界ち「空」なん。
   そしたら、ななちゃんもお化けなんや!
 
父> うん、そのことを舎利のおいちゃんにもう一度詳しく話したんよ。
 
な> ふ~ん。
 
父> 世界は、さっき話したように出来ちょるけん、
   何も無いところから何かが生じたり、何も無いところに消えたりはしないっち。
   綺麗とか汚いとかの区別もないし、
   変化するだけで増えたり減ったりすることもないんちよ。
   
   どんな出来ごとであってもみんな世界の中で起きてる出来事で、
   次々と変化し続けけちょるだけなんよ。
 
   世界の中の物からそうやけに、
   物から出来ちょる心も全く同じっち。
   要は、心から生まれる「煩悩」も同じちゅうことやろね。
 
   眼耳鼻舌身の五感も心の動きの六感も変化し続けちょるけん、
   感じる形も音も匂いも味も触覚も意識もみんな変わるんよ。
   ななちゃんが同じおやつ食べてもその都度味は違うちょるかもしれんし、
   父ちゃんには緑色に見えちょる葉っぱも、ななちゃんには黒色かもしれん。
   なんでそう変わるか判らんのやけに、これもどうしようもないっちゃね。
 
   老いて死ぬことはどうしようもないんやけに、
   その元ち思われちょった無知からの流れも何のこっちゃちゅうことになってしもうたちゃ。
 
   そしてびっくりするのは、
   仏さんが悟って得たちいわれちょるんもそれと一緒で意義が無くなってしもうたんよ。
   こんなこと言われると、なんか世の中真っ暗になってしもうたみたいやね。
 
な> 仏さんの悟りもあかんごつなったん、、、。ななちゃん、心配になってきた、、、。
 
父> 要は、苦や煩悩を消したいと思って、一生懸命修行をして何か悟りを得たと思ったとしても、
   元々が判ることが出来ん「空」を相手にしとるんやけに、解決できるはずもないちゅうことなんよ。
   その前に、知恵が有ろうが無かろうが、世界の奥深さに比べれば無いに等しいきに、
   これからも判らないことだらけが続き、未来永劫、どうしようも無いちゅうことやろね。
 
な> どうしようも出来んの? ななちゃん悲しくなってきた、、、。
 
父> そんなに心配せんでもいいっちゃ!
   これから話すことが一番大事なところやき、よく聞きよ!
 
な> ほんと? 心配せんでもいいん! 少し安心した。
 
父> 苦や煩悩それ自体はどうしようも出来んちゅうことは判ったけど、
   それから心を解き離して楽になる方法は判ったみたいなんよ。
 
   それはね、
   菩薩さん達が悟りを得ようと修行をして、
   世界をありのままに受け止めよう、
   苦も煩悩も消し去ることはできないんだ、
   と気付いた結果、
   それまでそればっかり思い続けていたことから心が解き放たれたんち。
   その結果、恐怖からも解き放たれ、偏った考えや妄想からも自由になり、
   更に修行を続けて、穏やかな心の境地に行きつけたんちよ。
 
   過去現在未来の仏さん達も、同じ道を通ってその境地に辿りついたんち。 
 
   観音さんも仏さんも、自分の持つ苦や煩悩を消せんかったけど、
   心は楽になり、穏やかな境地に辿りつけたっちことなんやろね。
   仏さんや観音さんが言いたかったのは、
   苦や煩悩があるんは有って当たり前で、無い方がおかしいっち。
   おまけに、それを消すことも、逃れることもできんのち。
 
な> わぁ~!! そうなん!
   仏さんも観音さんも、苦や煩悩ち持っとるんや!
   ななちゃん、安心した!
 
父> 苦や煩悩がどうたらこうたらよりも、
   そのことを思い患う方が本当の苦なんち。
   思い患えば、なおいっそう悩み苦しみは増すばかりっちよ。
 
   どうしたら救われるかは、観音さんが教えてくれちょるよ。
   思うなとか、考えるなとか言うても、
   そんなことは、はなっから出来んのやけに違うことをしたんちよ。
   それは、思い患っちょるもんを忘れさせるんち。
   難しいことでもなんでもないんよ。
   ちょっとした「思いやり」だけなんち。これを「慈悲の心」っちいうんちよ。
 
   ”あらゆる物生き物の苦しみを自分の苦しみとして受け取り思いやりで接っしなさい。”
 
   ちゅうことなんち。
   つまり、他人や世の中や自分に思いやりをもって接し、
   他人や世の中から思いやりをもって接しられたら、
   素直に”ありがとう”っち感謝しなさいちゅうことやと思うよ。
   結果、他に心が向くことで、自分の苦しみをひと時でも忘れることが出来るし、
   喜んで貰えることでこちらも嬉しくなるやろ。
   そんことで、ちょこっとでも思い患うことを忘れることができるんち。
   思いやる心が、逆に、思い患うことから自分の心を解き放ちよるんよ。
   それを繰り返し続けることが大事なんちよ。
   それが観音さんが今もしている修行なんち。
 
な> ななちゃん、難しい、、、。
 
父> 難しい?
   それじゃあ、ちょこっと例えが悪いけど、
   ななちゃんが眠くてたまらんで目がつぶれよっても、
   おやつを見たら、目がぱちっと覚めて、眠かったこと忘れてしまうやろ。
   それと似たようなもんち思うたらいいんよ。
   気をそらすみたいなもんち。
 
な> ふ~ん、一日一善みたいなことでも良いん?
   それなら、ななちゃんでも出来そう!
 
父> そうそう、一日一度でも続けることが大事なんよ。
 
な> うん! 父ちゃん! ななちゃんもやってみるきに。
 
父> それじゃあ、ニャン子にななちゃんのおやつあげてみる?
 
な> 駄目! おやつだけは駄目! 父ちゃん怒るよ!
 
父> おやつ、ななちゃん命やもんね。
   ほんにそうなんよ、
   出来んことは無理せんでも良いし、
   頑張らんでも良いんよ。
   出来ることから、こつこつやって、
   大事なんは、続けることやき! ね。
   続けちょったら、その内きっと、
   やれることがどんどん増えてくるようになるち思う。
 
な> それでん、苦しくなったりきつくなったらどうしたらいいん?
 
父> 良いこと言うた。
   思いやりをもって生きていても、
   どうしても苦しくてたまらなくなったり、
   寂しくなったり、
   何をしたら良いか判らなくなったりする時もあるっちゃね。
   そん時は、仏さんや観音さんに助けてもらうんよ。
 
な> 助けちもらえると? どんなにして?
 
父> 今までのことを、呪文みたいにしてくれちょるんよ。
   それを唱えたらいいんち。
 
な> 呪文ち、”ななちゃん回れ!”みたいなやつ?
 
父> それは、呪文じゃなくてコマンド!
 
   その呪文はねぇ、心の中に響き渡り、心の中を明るくしてくれ、
   心の中を無上の喜びに満たしてくれ、心の隅々まで照らしてくれ、
   あらゆる苦脳を取り除いてくれるらしいんよ。
 
な> ふ~ん、、そんなんが有るん?
 
父> その呪文、知りたい?
 
な> うん、教えて! 
 
父> よ~く、聞かなよ!
 
   ”羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶”
    (ギャーテーギャーテー)(ハーラーギャーテー)
           (ハラソウギャーテー)(ボージーソワカー)
 
   ち、声に出したり心の中で唱えるとよ。
 
   呪文やけほんとは訳しても仕方ないんやけど、無理やっこ訳すと、
 
   ”行き行きて、彼岸に向かって、行き行きて、
    そして彼岸に辿りつき、悟りを完成をさせた者に、幸あれ”
 
   みたいなんち。
   でも父ちゃんには、
   ”苦しくても辛くても、いつも傍に居て見守っているから大丈夫だよ!
    今のままの思いやりの心で生きていきなさい!
    失敗を恐れずに、何時も傍に居て見守って応援してるから”
   ち聞こえる、、、。
 
な> えっ! これっち、ばあちゃんが歌ってた歌やないね!
   そうやったん!
 
父> そう、これが「般若心経」という歌なんよ。
   最後に、そう書いちょる。
 
父> さっ! ななちゃん! 一緒に歌お!
   
父な> ”羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶”
 
な> 父ちゃん! 楽しいね! なんか気分が軽くなったような気がする。    
 
父> ほんとやね!
   菩薩さんち、話しん中のように思うかしれんけど、
   父ちゃん、会ったことはないけど、ほんまもんの菩薩さんを知っちょるで。
 
な> ぇえ~! ほんと? 凄い!
 
父> うん、もう亡くなられたけんど、インドに居られたマザー・テレサさんちゅうて、
   ほんに生きた観音さんやった。
   父ちゃんTVで見るたんびに、神々しくて、手を合わせちょった!
 
な> ななちゃんも、会いたかったなぁ!
 
父> これで、経歌の説明は終わりじゃ。
 
   
  
 
 
   「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」
 
仏説摩訶般若波羅蜜多心経
 
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時
 
照見五蘊皆空 度一切苦厄
 
舎利子 
 
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
 
受想行識亦復如是
 
舎利子 
 
是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
 
是故空中無色 無受想行識
 
無眼耳鼻舌身意 無色聲香味触法 
 
無眼界 乃至無意識界
 
無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽
 
無苦集滅道 無智亦無得以 無所得故
 
菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙
 
無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究境涅槃
 
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
 
故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
 
能除一切苦 真実不虚故
 
説般若波羅蜜多呪 即説呪曰 
 
羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶
 
般若心経