こんばんは🙋‍♀️



今回は手紙の発信制限や面会の細かな規定についてお話します。



それぞれの刑務所によって異なる部分はあると思いますが
参考までに書かせていただきます。


まず、手紙についてですが
基本的に受信制限はありません。

誰が何処から何通送ってもOKです🙆‍♀️
これは、留置所、拘置所も変わりはないと思います。

便箋の指定もありませんが
履歴書などを入れる封筒はダメです。
理由としては内部が透けない為
危険物等の混入が考えられるからとの事でした。
恐らく他にも理由はあると思います。

柄物やキャラクター物はバンバン入ります!

ですが、もう1つの注意点として
香りがきつい便箋も不可です🙅‍♀️

押し花的な物やお守り的な物もダメなので注意してください。


面会に行けず、手紙のみを最初に送ってみようかと思う方もいらっしゃると思いますが
その際は返信用の封筒や便箋、切手も同封するのがいいと思います。

面会に行くと氏名や住所を名簿に記入しますが
(留置所、拘置所、刑務所全て該当です)
その際拘束されている人に情報を開示してもいいか同意を求められます。

手紙だけだと中身だけが本人に届き
こちらの住所が分からず返信を書けないとゆう事もありえるので
返信用の封筒にこちらの住所を記載しておくのがいいと思います。

最初は本人もとても不安で精神的にもどん底状態ですので
罪を認識し前向きに更生へ歩んでもらうためにも
「心配してるよ」
とゆうアクションを起こしてあげる事はとても重要です。


迷っている方は是非勇気を出して一通でもいいので手紙を出してみてください。


次に、面会についてです。


まず、留置所、拘置所の面会ですが
1日の面会回数は1回同時に3人まで。
これは基本的にどこも一緒だと思います。
念の為に電話で確認をするといいです。

電話確認での注意点として
○○さんいますか?
は、NGです🙅‍♀️

個人情報なのでこの聞き方ではそこにいるかどうかも教えてはくれません。

なので
そちらに留置(拘置)されている○○さんに面会したいのですが
といった切り口で電話する事をお勧めします。

そうする事により、留置(拘置)されている事を知っている人だと認識してもらえるので
担当者へ電話を繋いでもらえます。


私は様々な問題から
彼が逮捕された時に彼から連絡が来ませんでした。

所在は分かっていたので
このやり方で接見禁止が解除されたタイミングを見計らって連絡をしました。

留置所、拘置所は当然まだ未決なので
毎日面会が可能となります。

留置所、拘置所にもよりますが
基本的には月曜日から金曜日
午前、午後の2部体制で面会ができます。

土日祝は面会できません。

ひょっとするとお風呂の日等で平日の1日午前か午後の半日
もしくは1日面会出来ない日があるかもしれません。


取り調べ等でいない時もあるので
必ず朝にでも連絡をして所在の確認をしてから行くといいと思います。


そちらに留置(拘置)されている○○に面会したいのですが、本日はいますか?


といった聞き方で大丈夫だと思います🙆‍♀️


警察署の留置所は面会室が1つしかない事はざらにあります。

この際、先に面会に来ている人がいると当然待ちます。

ですが、未決の人の面会は15分程度の規定があるので
沢山面会に来ていない限り待ち時間は差程長くないと思います。

ですが!
ここで注意点です。

前に来ている面会人が弁護士さんの場合
弁護士さんは時間の制限がないのでかなり待たされる事もあるそうです。

他の方の弁護士さんが来ていたら
かなり詰みですね...


面会は1日かかる気持ちでゆとりを持って行くのがいいと思います。


ちなみに私は
留置所にいる内は毎週1回面会に行っていました。


早ければ裁判が終わり、判決を待つ間に
留置所(拘置所)から刑務所に移送されます。

刑務所は面会の規定が変わります。


ここでまた注意点です。


刑務所に移送される日程は絶対知らされる事はありません。

逃走防止ですね。

ですから再三お伝えしているように
必ず面会へ行く際連絡をするのがいいのです。

移送後だと「移送されました」と言われます。

ですが何処に移送されたかは教えてくれません。


本人が移送される際2通だけ発信を許される移送通知に頼る他ありません。

移送通知も移送する時に出せる時もあれば
収監され落ち着いてから出せる時もあるそうです。


原則としては上記にあげた通りですが
留置課や拘置所の担当さんがお優しい方でお気遣いをしていただける時もあります。

私はとてもお優しく熱心に気にかけてくださる方だったので
移送当時に面会へ行こうとし連絡をした際
「朝一に○○刑務所に移送されたよ。面会は出来ると思うからそっちに行ってごらん」
と教えてくれました。

幸い、留置所より刑務所の方が自宅から近かった為助かりました。


移送された当日は
入監検査など色々あるので
ひょっとしたら会えないかも...とは思いましたが
ここでも幸いして面会できました。


彼の場合は判決待ちに移送された為
刑務所に収監されてからも1週間程度は未決拘禁者でした。

未決の場合、差し入れ出来る物が既決と異なります。

外で購入した衣類や食品は差し入れできませんが
併設されている売店では食品の差し入れができます。

差し入れに関しては
食品の差し入れができる点が1番の違いのように思います。

未決の時は、刑務所に収監されていても独居生活です。

作業もなく1日ぼーっと過ごすだけです。

留置所(拘置所)にいた際使用していた物はこの時点ではまだ刑務所に持ち込みが許されません。

写真や手紙や本や筆記用具も
留置所(拘置所)で使用していた物は使えませんし一旦没収されます。

管轄が法務省に変わる為です。

しばらくすると本人に戻されるそうですが
早くても1ヶ月はかかります。

なので、勿体ないですが
筆記用具や便箋なども新たに買い替えて差し入れする必要があります。

面会は未決だと1日1回同時に3人まで。
既決だと1ヶ月に2回3人までです。

ですが、既決になると誰でも面会できるわけではありません。

収監されている受刑者本人が願書を書いて申請します。

面会を希望する人の名前、年齢
(ちゃんと漢字があっていなければなりません)

手紙に関しても同様です。
受信に関しては今までと変わらず規則はありませんが
発信に制限がかかる為
面会と同様に願書を書きます。

願書がない人に対して手紙の発信はできません。


発信回数にも制限があります。

受刑者にもランクがあり
当然受刑者になりたての時は1番低いランクからスタートです。

1番低いランクは
1ヶ月の面会は2回
手紙の発信は4回です。

手紙を提出出来る日も決まっています。

配属される工場にもよりますが
基本的には週2回決められた曜日にしか手紙の発信を許されていません。

そして、工場での作業が始まると本人も忙しくなり
平日に手紙を書く時間もなくなります。

普通郵便ですと、本人が提出してから実際に投函されるまで確実に1日以上かかります。

私たちの場合はですが
県内での手紙のやりとりに
普通郵便だと4日~5日
酷い時は彼が発信してから私の手元に届くまで1週間以上かかります。

速達ですと翌日には届くので
約1年程かけてリサーチした結果
84円切手と260円の速達切手を差し入れして
毎回速達でやりとりをする事にしています。

面会の回数は
生活態度が良く懲罰などならなければ
半年位でワンランク上がるので
2回から3回に増えます。

刑務所の面会での利点としては
面会時間が基本的に30分を下回らない
とゆう規則があるので
原則30分は面会できるとゆう事です。


15分から30分はとてもありがたいです。


とはゆっても足りないのですが...



そして
前回投稿したように
立ち会いの刑務官さんが除外される事があります。


両親や配偶者です。

兄弟や友達、柄受けは対象外です。

柄受けも私のように内妻などの申請が受理されれば対象となります。


今回は長々と色々書きましたが
ざっくりこのような感じになります。


今まさに不安な気持ちで待ち人になり
いてもたってもいられずこういった内容のブログや記事を見漁る日々な方もいらっしゃると思います。


そういった方の不安を少しでも拭える情報の1つになれば幸いです。



それではまた次回🙋‍♀️