大震災が起きた、その時

なんだか胸騒ぎがして、バタバタ忙しいはずの早朝、日本の家族に電話をしていました。


どの番号を押しても、携帯を鳴らしても誰ともつながりません。


何かがおきた、そう感じた瞬間にインターネットで大震災のことを知りました。


それ以降、NHKワールド、という英語版のNHKをずっと見ています。


被災者の方の不安、悲しみ、怒り、そして突然命を奪われた方の想いを想像すると

適切な言葉が見つかりません。ただただ、ご冥福をお祈りし、一刻も早く

東北が復活することを願うばかりです。


世界の反対側、パリにいると

節電をしたくても出来ない、おしめやミルクを必要としているお母さんたちに

まだ送る事ができない、祈るしかない時間にもどかしさすら感じます。


でも、その反対で、

日本人の冷静さ、礼儀正しさ、人を思いやる心の深さ、世界で驚愕、とさえ

言われているこの現実に、自分が日本人であることを改めて誇りに思いました。


必ず、日本中が、東北が、笑顔になる日を信じて・・・