我が家の姫たちはパリ生まれ。
しかし、好物はおにぎり、梅干、どら焼き、好きなテレビはアンパンマン、プリキュア・・・。
長女が学校に行くと、次女と私はぴったりとソファでくっつき、おせんべ片手に
龍馬伝鑑賞・・・。
一歩外に出るまで、自分が外国に暮らしていることを忘れるときがあります。
(そりゃ言いすぎだろう・・・という皆さん、でも、事実なんです・・・苦笑)
が、娘(たち)は確実に現地校に通い、昨日姫が作ってきた工作はイエスさまをモチーフにした
オブジェ。 最近では器用にフランス語と日本語を使い分けるようになってきていて、母、びっくり。
ただ、時々(自分のだんな様の国、なのですが・・・)、この休みだらけの、ちょっとへんちくりんな
常識(これを、世界の非常識、と私は呼んでいます・・・)がまかり通る国で
大きくさせていいのかと悩むときがあります。
私はブラジル、オーストラリア、アメリカ、さまざまな国に滞在して暮らしてきました。
周りは何人、というより、国際人、ばかり。
でも、やっぱり5年暮らしても、2人産んでみても、この国でいいのか?という素朴な
疑問が心から離れません。
世界共通の一般常識、っていうのが、あると思うのです。
日本人だから持っている常識、ではなく、何人でも持っているはずの一般常識。
しかし、時として、それがここおフランスでは通じません(笑)。
一緒に、この国で子育てをしているママ友達も、オーストラリア、スペイン、アメリカ、
ブルガリア、イギリス・・・国際色豊かです。でも、みな同じ悩みを抱えているようです。
もちろん、フランス人、パリという街、5年経った今、とっても好きなのです。
どこに旅行に行っても、日本にお里帰りをしても、フランスに戻ってくるとホッとすらします。
ご近所さんに手を振って歩く時間、子供たちを心から可愛がってくださるフランス人のみなさん、
とても愛おしい。
でも、確実に、ものすごいスピードで大きくなっていく姫たちを見ていて、最近、心から離れないこと、
ここでいいのか!!!!(笑)
あははは。
・・・なんで、こんなこと書いたんだろう???
ま、いっか・・・。
あ、でも、パリっぽいセンス(?)は身に着けてほしいと願ってもいるのです。
これっていいとこ取り??
ふふふ。