パリの石畳。
我が家の近くの教会の裏に、とっても素敵な小道があります。
緑と花で溢れ、いつからのあるのかしら?と遠い歴史を考えると、ちょっと途方に暮れるような石畳。
車がめったに通らないこの小道は、母が気に入っていたチビ姫さまのアンヨの練習場だったのですが、
でもいつからかしら? ここに一人のおばあさんがいつでも腕を組み、仁王立ちして周囲を
睨んでいるのです。
そして時折、立ち並ぶアパルトマンから出てくる人に怒鳴っています。
・・・。
パパ様が一緒になって家族総出で(ちなみにネネ姫さまも)アンヨの練習をしていると・・・。
やっぱり一人のお兄さんに怒鳴っています。
パパ様に日本語で聞いてみると、この小道沿いのアパルトマンの管理人さんだと思うとの事。
怒鳴っている内容(早すぎてワタクシには怒っている以外、意味不明・・・)は
結構まともなことだって。
何でごみをそこに捨てるの?
何でこんな時間にあんな騒音だすの?
何でここに車をとめるの?
・・・きちんとご自分のお仕事をなさっていただけらしい。
私たち4人(5人)もじぃーとにらまれています。
パパ様がすばやく自由にしていたネネ姫さまをつなぎました。
・・・怒鳴られる理由、もうないもんね。
でも、すばやく退散。
なんと何かを察したのか、チビ姫さままでトコトコ駆け足。
笑ってしまいました。