俺たちのフィールド


俺たちのフィールド』(おれたちのフィールド)は、1992年 3・4合併号から1998年 45号まで週刊少年サンデー で連載されていたサッカー漫画 である。作者は村枝賢一 。通称「俺フィー」。コミックス全34巻+外伝1巻、ワイド版全17巻+外伝1巻、文庫版全19巻。



サッカー 好きの少年・高杉和也は、日本リーグのスター選手である父・貫一と、いつか国立競技場 で一緒にプレーすることを夢見ながら、幼馴染の森口愛子や転校生の騎場拓馬と共に、少年クラブでサッカーに打ち込んでいた。だが貫一が交通事故 によって、帰らぬ人となると和也は父を失った失意からサッカーを止めてしまう。しかし高校2年になったある日、和也の前に一人の男が現れた事で再びサッカーを対峙する事となる。



  • 学校の部活動を舞台に「スポーツ」としてのサッカーを描いていたそれまでのサッカー漫画と違い、現在のサッカーシーンを反映するプロ選手としての厳しい現実や、「勝つため」であれば全て正しい手段を選ばないナショナリズムの激しいぶつかり合いの国際試合を中心に、「戦い」としてのサッカーを描いており、この作品の評価を高めた。


  • 感想

    サッカー漫画に初めてシビアな世界基準を持ち込んだ作品だと思います。
    「負けたくない!」「勝ちたい!」というのがこれほど伝わってくる漫画は
    ありません。

    主人公の高杉和也の小学生時代からプロになるまで描かれた長編ですが、特にワールドカップ予選編が面白い。
    日本チーム内で個性と個性がぶつかり合い、エゴとエゴがぶつかり合い、
    それをエネルギーとしてとんでもないテンションを生んでいきます。

    歴代サッカー漫画の中で最高の作品!
    とにかく熱い!凄い!サッカー好きなら一度は読んでもらいたい。






    評価は100点中80点です。







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